【愛完門】は実在する?世子嬪を愛したホンシム兄の悲劇と残酷な運命 韓流時代劇 百日の郎君様 感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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皆様、こんにちは。

 今日は朝からバタバタしておりました。いよいよ我が寺の1年を締めくくる年越し護摩祈祷も明
 
日に迫り、何かと気忙しくなっています。
 
 特に、女性陣はお寺の行事の準備だけでなく、おせち料理も準備しなければならず、、、
 
 なので、末っ子と私は午前中はお飾りの準備に追われ、午後からはおせち料理の買い物に
 
出かけておりました。
 
 さて、昨夜は韓流時代劇「百日の郎君様」第七巻後半を見ました。
 
 今週は欲張って二巻借りてきましたので、頑張って?視聴しないとなりません。
 
 とりあえず年内に七巻を見て年始に八巻を見ようと思います。
 
 
 いよいよ終わっちゃうんんですね~。
 
 韓国時代劇って、結構「チャンヒビン」や「インス大妃」のように全部で五十巻とか 超大作がの
 
イメージがあります。しかし、恥ずかしいことに、私は五十巻だと二十五巻辺りまではいくんです
 
が、大抵その辺りで挫折します。
 
 最近、日本だけでなく韓国でもドラマは時代劇は若い人には敬遠されがちだそうです。その理
 
由として最たるものが「長すぎる」「単調」「面白くない」だそう。
 
 いつか読んだイ・ビョンフン監督が若者の時代劇離れに歯止めをかけるために工夫したことと
 
して「ドラマを短くする」「人物の衣装をカラフルにして、現代人の感覚に合うような華やかなチマ
 
チョゴリにする」「ストーリー展開を速くして視聴者を飽きさせない」などがあったそうです。
 
 なるほど、時代小説を志す私自身にも、監督の持論については深く考えさせられるところがあ
 
りました。
 
 その点からいえば、「郎君様」」まさに現代人の感覚に合う時代劇といえるのかもしれません
 
ね。ただファンとしてはあまりに短すぎて、もうちょっと続いて欲しいという気がしないでもありま
 
せんが。
 
 前振りが長くなりました。それではドラマの内容について触れたいと思います。
 
 まず毎度出てくる世子様の決めゼリフ。このドラマには随所にこの決めゼリフが出てきて、当
 
の世子様はクールなフェイスでこれを大真面目に言うものですから、余計にグッときます。
 
 世子と再会したホンシムが彼に
 
―ちょっとやつれたんじゃない? 王宮にはご馳走がたくさんあるのに、どうして?
 
 と訊ねます、すると世子は
 
―王宮にはそなたがいないからだ。
 
 サラリと応えます。ここも結構、グッときませんか?
 
 ホンシムが傍にいなければ、生きてはゆけないとまで言った世子様ですから、このくらいは言
 
いますよね。
 
 いや、「郎君様」は世子様の「決めゼリフ集」を作ったら結構面白いんじゃないかと思います。
 
 そして、世子は県監と共に記憶を取り戻すべく、あれこれと努力します。あ、もう県監ではない
 
ですね。彼は左議政に上手く取り入って味方になりすましています。ちょっと見には、世子と左
 
議政のどちらの味方が判らないほどです。
 
 ですが、よく見ると、やはり世子の味方なのでしょう。元県監は左議政の許可を貰い、世子の
 
教育係に昇進しました。なので、いつも世子の身近にいられるようになったわけですね。
 
 二人して謎を記憶を失う前の世子が残した文字を手がかりに、記憶を取り戻すべく試行錯誤
 
しています。
 
 この謎解き辺りはもう恋愛ドラマというよりはミステリの要素だと思います。
 
 この元県監の心理も複雑なことでしょう。彼はホンシムのことが好きですから、心底ではまだ
 
左議政か世子かどちらにつくべきか迷っている部分があるように私には見えるのですが、どうで
 
しょうか?
 
―恋心、それとも忠心、どちらを取るべきか?
 
 彼の思わせぶりな独り言が気になるところです。
 
 世子の記憶は依然として戻らないままですが、記憶を失う前―つまり刺客に襲われる前に何
 
があったかを知ることはできました。
 
 祈雨祭に行く世子に同行したお付きたちは皆、亡くなりました。しかし、一人だけ生存者がいま
 
す。世子に仕えていた内官です。
 
 彼は左議政が見つけた亡骸が世子その人ではないと証言したために、左議政に殺されかけ
 
ました。実際、左議政には死んだと思われているのですが、元県監が瀕死の内官をひそかに助
 
け匿っていたのですね。
 
 ここで、衝撃の真相を世子が知ることになります。
 
―私は自害したのではありません、左議政さまに殺されかけたのです。
 
 話すことができなくなった内官は筆談で、当時の状況を赤裸々に語りました。
 
 彼の激白から、記憶を失う前の自分の「日常」が彼のつけていた日記に残されていると知った
 
世子は元県監と共に日記のありかを探し始めます。
 
 ついにその日記を見つけ、紐解いた世子の前に現れた残酷すぎる「真実」。
 
 それは妻である嬪宮の父、世子には舅に当たる左議政がやはり世子の生命を狙っていたと
 
いうことでした。
 
 そこから世子の記憶は急速に甦り始め、ついに嬪宮のお腹の子が我が子ではないことまでを
 
思い出します。
 
 第七巻は大体この辺りまで。
 
 それにしても、私は主役の世子とホンシムだけでなく、この嬪宮キム・ソヘとホンシムの兄ムヨ
 
ンのカップルについても悲恋だなと思います。
 
 父の野望のために政略結婚をさせられたわけですが、良人の世子とは疎遠で夫婦らしい通い
 
合いもなく、幼なじみのムヨンと想い合っています。恐らく世子嬪となる前から二人は好き合って
 
いたのでしょう。
 
 人妻となってもなお関係を持ち、ついには子どもまで作ってしまった。
 
 ただの人妻ではありません、一国の世継ぎの妃でありながら、浮気して子どもまで作ったので
 
す。許されない大罪です。もちろん、その罪は世子嬪だけではなく、世継ぎの妻を寝取って妊娠
 
させたムヨンも同じです。
 
 ですが、何かもの悲しい雰囲気を二人が包んでいるように私には思われてなりません。
 
 世子は自分を裏切った嬪宮を許さないでしょうか。
 
 ムヨンはどうなるのでしょうか。コチラも気になるところです。
 
 あと、ドラマに出できた「愛完門」。世子と再会したホンシムが二人で通るのをためらったシー
 
ンが出てきます。
 
―この門を二人して通ったら、愛が終わると思うからか?
 
 世子の質問に、素直に頷くホンシムは可愛いですね。でも
 
―大丈夫だ、この門を二人してくぐれば永遠に離れることはない。
 
 世子が断言し、二人は手を繋いで門をくぐりました。
 
 この「愛完門」が実在するのかどうか、興味があって調べてみたのですが、出てきませんでし
 
た。これはちょっと気になります、、、