号泣必至!涙を振り絞った一時間-そして孤独な王は散った 韓流時代劇「大君~愛を描く」全巻視聴終了 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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皆様、こんばんは。
 今夜は韓流時代劇「大君」最終巻最終話を見ました。

 

 あ、先にお題ですが、今夜は最終回なので、打ち上げ代わりにビールを飲みながら

 

 見ました。

 

 つまみはもう1年前に、きれいに止めました、お酒だけです。

 

 つまみを食べると余計な糖分を取るので、、、


 とうとう、です。

 

 終わってしまいました。哀しい~。

 

 最後、良かったですね。チニャン大君の最期も潔くて、良かったです。

 

 チニャン大君は腹心のオ・ウルンが宮外に逃れて巻き返し図ろうと提案したにも拘わらず、拒

 

絶しました。

 

 宮殿に残って決着をつけると宣言したのです。

 

 そして、ウルンにウンソン大君を連れてくるように言います。

 

―ウンソンは断れぬ、あれはそういう男だ。

 

 兄だからこそ、弟の正義感が強く優しい性格を知っていたのですね。

 

 果たしてウンソン大君は言われたとおりに正殿前に来て、チニャン大君と真正面から戦いま

 

す。

 

 でも、、、

 

 チニャン大君は最初から死ぬつもりだったんですね。これは私も想定外の展開でした。

 

 チニャン大君はオ・ウルンに予め最期を託していました。

 

―ウンソンは朕を切れぬ、ゆえに、そなたが朕を斬れ。

 

 言葉どおり、ウルンは王を斬り、自らはウンソン大君のお付き内官パク・キウトゥクに斬られま

 

した。

 

 パク内官は女真族の娘ルシゲを愛していましたから、ルシゲを殺したのはウルンでしたから、

 

これは当然の仇討ちですね。

 

 そして、前の感想記事でも触れましたように、ルシゲは可哀想でした。

 

 ウンソン大君とチャヒョンが泣きながらその死を悼んだように、ルシゲは愛するウンソン大君に

 

生命を賭けて尽くして散っていました。

 

 本当に哀しい、壮絶な、でも美しい散り際でした。

 

 チニャン大君の最期も壮絶で美しいです。

 

 ウンソン大君の優しい性格を知るからこそ、自ら死を覚悟しました。いわば自殺のようなもの

 

です。

 

 今までチニャン大君はさんざんの悪役でしたが、この最期で何かイメージが変わったように思

 

います。

 

 摂政となったウンソン大君が廷臣たちの前で宣言したように

 

―兄上がすべてを精算されていった。

 

 まさに、あの潔い死ですべてを払拭とまではゆかなくても、罪も洗われたようにも思えます。

 

 さて、一件落着で終わるのかと思いきや、この時点で時計を見たら、ドラマはまだ三十分ほど

 

ありました。

 

 残りの三十分で、十年後が描かれます。

 

 復位した王が成長し、王妃を選ぶ歳になりました。そろそろウンソン大君も摂政を引く頃合いと

 

見て、辞職を願い出ます。

 

 

 チャヒョンとの間にはどうやら一男一女を授かったようで、加えて、チニャン大君とユン・ナギョ

 

ムの忘れ形見である姪がウンソン大君を訪ねてきます。

 

 どうやら重い病にかかっているらしいナギョムは娘を叔父に当たるウンソン大君とチャヒョンに

 

託したのでした。

 

 二人は当然ながら、チニャン大君の娘を自分たちの娘として大切に育てることにします。

 

 ナギョムという女性も気の毒でした、チニャン大君を愛していながら、夫はチャヒョンを見てい

 

ました。夫に振り向いて貰いたいという想いが大それた権力奪―謀叛という行為に走らせたの

 

ですね。

 

 さて、この「十年後」ですが、、、

 

 極めて個人的な感想としては、特に必要はなかったのではという気もします。

 

 物語りとしての余韻を残すなら、ウンソン大君が摂政になったシーンで終わるのが最適でし

 

た。

 

 ですが、「大君」というドラマのファンとしては、やはりこの「十年後」は見たかったという気もし

 

ます。苦労続きで離れ離れになっていたウンソン大君とチャヒョンがどんな風に幸せに暮らした

 

か、ファンなら誰でも見たい、知りたいですよね。

 

 なので、やはり、あった方が良いのかもしれません。

 

 さて、ずっとドラマを見ながら好き勝手なことを述べてきた感想もこれにて締めたいと思いま

 

す。

 

 

 「大君」は一巻から五巻まで一挙見で、次が出るまで「花郎」を見たら今度はソチラにハマリ、

 

まずは「花郎」を最後まで見てから「大君」の続きにかかりました。

 

 どちらも素晴らしい素敵な、そして面白いドラマでした。

 

 当分は「ロス」状態になりそうです、、、

 

 「雲が描いた月明かり」を見た後もこんな感じでしたから。


 ですが、「大君」はあれよりは更に迫力も見応えもありましたね。

 

 次は何を見るか、実はまだ決まっていません。見たいなと思うドラマはあれども、どれも同じく

 

らいの興味で「コレだ」というのがありません。

 

 ちょっと余韻に浸りながら考えてみたいと思います。

 

 それでは皆様、おやすみなさいませ☆