【王者の深い孤独と悲哀】ヨニン君(後の英祖)の光と影 韓流時代劇 テバク~運命の瞬間~感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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昨夜は韓流時代劇「テバク~運命の瞬間~」11巻後半を見ました。

 


 そうなんです、なかなか感想を書く時間がないですが、もう終わりが

 

近づいてきたんです。

 

 死んだと思っていたペク・テギルの父マングムが実は生きていたり、

 

昨日はヨニン君とテギルが兄弟で恋したっていたタムソという少女が非

 

業の死を遂げます。

 

 最早、ストーリーを語るのは難しくなってしまいました、、、

 

 なので、私が最も感じたことを一つ、お話ししたいと思います。

 

 

 このドラマの主役はグンソクさん、つまり粛宗とスクピンの間の第一

 

王子ヨンスですが、ドラマを見ていると、弟のヨニン君にもスポットが当

 

 

てられおり、ダブル主演といった感もあります。

 

 ヨニン君というと、後の英祖で、晩年に実の息子であるサドゥ世子を

 

米びつに閉じ込めて餓死させたことは有名ですね。

 

 どのドラマでも若き日の英祖を見ていると、到底、晩年の残酷な所業

 

と結びつきません。もちろん、このドラマでもそうです。

 

 ですが、やはり感じるのは「孤独」でしょうか。

 

 昨日、ヨニン君がテギルに呟いていました。

 

―私が心を寄せる人は皆、私を置いていなくなってしまう。母上もタム

 

ソも。そなたも私の側から、いなくなるのか?

 

 ヨニン君はテギルが亡くなった兄王子であると知っています。もちろ

 

ん、この段階で、テギルも出生の秘密を知っています。

 

 ドラマを見ていると、テギルが弟のヨニン君をそれとなく思いやってい

 

る場面が出てきて、それがよく伝わってきます。

 

 昨日のヨニン君を見ていて感じたのは、王者の深い孤独と悲哀でし

 

た。

 

 ヨンスが生きていた―というのはフィクションであり、タムソという存在

 

もまた架空のものでありますが、これが事実かどうかはともかく、実際

 

にもヨニン君―若き頃の英祖には深い孤独があったことでしょう。

 

 幼時からムスリ―雑用係の子どもである、卑しい生まれだとさげすま

 

れ、王座についてからもそのことがトラウマとなって、英祖は苦しんだと

 

いわれます。

 

 このドラマはその孤独を的確に描いていると思います。

 

 そして、そういう歪んだ子ども時代が後の英祖の蛮行へと繋がっ

 

た、、、と考えることもできるのかもしれませんね。

 

そういえば、「雲が描いた月明かり」のサウンドトラックについていたカ

 

レンダーを今も愛用中です。

 

今朝、月が変わったので、11月に変えました。

 

内官姿のラオンを世子様が優しく抱きしめて慰めている場面です。

 

相変わらずツタヤに行って「雲月」コーナーの前を通るときは、懐かし

 

い溜息を漏らしつつ、、、

 

それにしても、キム・ユジョンちゃんは、ホント、キレイになりました。

 

いえね、世子様とジヨン、ラオン三人のショットのパネルが前に置いて

 

あるもので、側を通るときに三人と眼が合う―笑 んですよ。

 

 先日、「太陽を抱いた月」の頃のユジョンちゃんを見ましたが、あのと

 

きはまだ子役という感じが「雲月」では見事に大人の女性に変身してい

 

ますものね。

 

「太陽」と「雲月」の間はそう年月も空いてないと思うけど、年頃の女の

 

子って、少し見ない間に別人のように大人っぽくなりますもんね-。