【頼もしい兄貴】と【正義感の強い弟】二人の兄弟王子が運命に立ち向かう 韓流時代劇 テバク感想  | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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こんばんは。

 

 日付が変わったばかりですが、今夜は韓流時代劇「テバク~運命の

 

瞬間」を見ました。

 

7巻の後半です。

 

 

 もう、引き込まれます!

 

 気が付いたら、もうエンディングでした―笑

 

 剣術修業を終えて山を下りたテギルは、ついにイ・インジャ正面対決

 

の瞬間を迎えました。

 

 まず、彼の懐刀である「怪物」たちの賭場を一つずつ潰していくことか

 

ら始めます。

 

 最初は「六鬼神」と名乗る男の賭場からでした。

 

 この男は情け知らずで、たくさんの人たちを不当に奴隷として買い込

 

んでいました。

 

 

 そういう人たちの深い恨みを持っているので、テギルと六鬼神が賭け

 

 

で勝負をした後負けた後は彼が今まで虐げてきた人たちから殴る蹴る

 

 

のさんざんの暴行を受けました。

 

 

 

 それにしても、テギルは武芸だけでなく、精神的にも強くなりましたね

 

~。

 

 グンちゃん、カッコ良い!

 

 ヨ・ジングさん演じるヨニン君は頭は切れますが、腕っ節の方はイマ

 

イチという役所かな。

 

 やはり、テギルに比べると「弟」っぽいところが可愛いです。

 

 今日は奴隷たちから暴行を受けていた六鬼神をヨニン君が庇う場面

 

 

がありました。

 

 

―止めなさい。暴力は国法で禁止されているはずだ。

 

 

 

 叫ぶヨニン君を奴隷たちは白い眼で見ます。

 

 

 当然ですよね。彼等は鬼のような男にさんざん苦しめられてきたんで

 

す。

 

 そんにきれい事ばかり言ってられないのが現実です。

 

 でも、宮殿で育った王子様は正義感ばかりが強くて、まだ若いから、

 

 

現実が認識できてない。

 

 ヨニン君はその場で跪き

 

―国王殿下や世子邸下に代わり、私が謝罪する。そなたらの苦しみを

 

判ってやれなくてすまなかった。

 

 

 と、誠意ある謝罪をするのですが、そのことが逆に彼を窮地に追い込

 

むことになりました。

 

 

 王族、ましてや「王や王太子の名前」を軽々しく出して頭を下げては

 

 

ならないんですね。

 

 上に立つ人としては立派な行為だと思うけど、それは私が現代人だ

 

 

からで、当時は「王族というのは無闇に頭を民に下げてはならない高

 

貴な立場」だから、やはり「愚かな」行為だとしか見なされない。

 

 

 

 ヨニン君は粛宗から与えられた地位も失うことになりました。

 

 すべては狡猾なイ・インジャの策謀ですが、彼の目論見どおりになり

 

ました。

 

 つまり、ヨニン君は失脚したわけですね。

 

 ヨニン君は彼の味方である領議政のアドバイスで粛宗に助けを求め

 

 

にいきます。

 

 そんな息子に粛宗が放った言葉。

 

―世論は水のようなものだ。器が傾く方向に流れてゆく。そなたは器な

 

 

のか水なのか?

 

進む方向を決められる方なのか、決める方なのか。役職を失うことが

 

どれほどのことなのか、地位がなければ何もできないのか? 世論に

 

 

 

 

流されるな。
 と、こんなようなことを厳しく言われました。

 

 

 何とも苛烈なお父様、、、でも、実はそのとおりですし、また、獅子は

 

 

我が子をわざと崖から落とすというように、厳しい言葉でもって「真実」

 

 

 

 

を息子に教えているのですね。
 

これから先、朝廷で生き残り、更には王位を継ぐには多少のことで動

 

じていてはいけない、老獪な重臣達の前では常に堂々としていなけれ

 

ばならない。

 

 

 そういうことが粛宗は言いたかったのだろうと思います。

 

 

 面白いです。

 

 

 ドラマの最後にはメーキング映像も少し見られます。

 

 やはり、ジング君は恐らく現場で最年少ということもあり、他の役者さ

 

んたちにかなり気を遣っているような場面もあり、微笑ましい。

 

 一方、超ベテランのチョ・ガンリョルさんには他の人が気を遣っている

 

 

のが判ります。

 

 

 今日の話はテギルが六鬼神と対決するシーンから始まり、ずっと緊

 

 

迫感が続いて、私は画面に釘づけになっていました。

 

 テギルが塩田で奴隷として働いていた時、知り合った少女のソリムを

 

 

家に連れ帰ります。ソリムはきっとテギルが好きなんですね。

 

 

 ただ、彼女はインジャの「飼い犬」である怪物の一人の愛人になって

 

 

いたようなので、これから先、殺されるのではないかと哀しい予感もし

 

 

ます、、、

 

 できれば、テギルと結ばれて欲しい。

 

 

 それから、ヨニン君とインジャに仕えている女武士? のタリムの間

 

でもロマンスが進行中。

 

 

 ですが、このドラマはあくまでも「ペク・テギル」が男として人として成

 

長してゆく物語であって、ロマンスは要素はそこまでないのではないで

 

 

しょうか。

 

 99%、ロマンスだった「雲が描く月明かり」とはまた違った意味で楽し

 

 

める作品です。さて、テギルはこれから次の「怪物」に立ち向かわねば

 

なりません。先が楽しみです。

 

 それでは、今夜はこの辺りで。

 

 おやすみなさいませ。