笑ってしまったのは9年前と同じ | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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Every day is  a new day.
一瞬一瞬、1日1日を大切に精一杯生きることを心がけています。
小説がメイン(のつもり)ですが、そのほかにもお好みの記事があれば嬉しいです。どうぞごゆっくりご覧下さいませ。

皆様、こんにちは。

 今朝はいきなりの体調不良で、往生しました。

 痛み止めを飲んでもなかなかきかず、やっと今頃になり、起きられるようになりました。

 なので、今日はささっと更新もいきたいなと思います。

 今、母のところに用事があり、階下に降りてみると、S子が私の布団で

 横になっていました。

 具合が良くなくて、ずっと私が寝ていたのです。

 まさか二階にいたはずのS子がここにいるとは知らず、

 驚きました。

 どうやら、私が母と話していた間に降りてきたらしい。

 そのことで、ふと記憶の向こうから顔を出した懐かしい光景がありました。

 今からちょうど9年前の今頃のこと、ウチの娘が小学二年のときです。

 私は当時、出産を直前に控えていました。

 たぶん、これもお話したことはあるかと思うのですが-。

 私は妊娠八ヶ月のときに帯状疱疹と顔面神経麻痺を併発し、

 妊娠後期は療養生活を余儀なくされました。

 そのため、やはり自宅で寝たり起きたりの日々だったのですが、

 その頃、小学生だったウチの娘は学校から帰宅するなり私の部屋に来て、

 そこで宿題を済ませていました。

 そういう母親を慕う可愛い時期もあったんです。

 ある日、私は部屋を出て帰ってきたら、宿題をしていたはずの娘が

 布団の上で大の字になって寝ていました

 そのときの私の驚いたことといったら、ありませんでした。

 もう暑かったので、疲れていたのでしょうね。

 私は自分がしんどくて横になりたかったけど、娘の可愛い寝顔を見ている時間も

 捨てがたく、何より熟睡している娘を起こすのも可哀想で、

 そのままずっと横に座って娘の顔を眺めていました。

 思えば、それが出産前の静かなひとときでした。

 それから数日後、妊娠九ヶ月の最後の夜中にまさかの大出血、

 緊急入院して、予定日よりは一ヶ月早い早産でS子が誕生。

 今、ちょうどその当時、海の前で撮ったウチの娘との写真が置いてあります。

 今日、布団の上に大の字になって寝ているS子とあの9年前のウチの娘が

 重なりました。

 もっとも、S子は眠ってはいませんでしたが。

 あの直後に生まれたS子がもう小学3年ですから、ウチの娘も大きくなるはずです。

 ふーん、そんなことがあったの。

 そのときの話をS子に聞かせながら、ウチの娘の幼かった日に想いを馳せました。