こんにちは、Megumiです。

 

今日は『サバイバルの本能』について、

私が学んだ知識を書こうと思います。

 

現在、後悔や罪悪感で苦しんでいる方の

何かのきっかけになることを願っています。

 

 

※下の記事も参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

私たちはこの世に生まれてきたときから既に

「サバイバルの本能」というものを持っています。

 

持っていない人はいません。

例外なく、世界中すべての人が

この「サバイバルの本能」を持っています。

 

 

サバイバル、

つまり「生き残るための本能」です。

 

 

私たちは「生き残るために」

あらゆる選択や決断をします。

 

 

その選択や決断が

どんなに自分(もしくは相手)を

苦しめるものであっても、

 

私たちは「生き残るために」

その時点での最善の選択、最善の決断をします。

 

 

それぐらい、

 

私たちは自分で自覚している以上に

この世に生まれてきた自分が愛おしいんです。

 

 

大好きで大好きで、

大切で大切で、仕方ないんです。

 

 

だから、生きてほしいんです。

だから、生き残るための選択をするんです。

 

 

 

 

たとえば、

子供の頃に次のような選択や決断をしたとします。

 

 

「私は、親のために生きなければならない」

「私は、問題を起こさない、いい子でなければならない」

「私は、他人に逆らってはいけない」

「私は、笑ってはいけない」

「私は、誰よりも上にいなければならない」

「私は、完璧でなければならない」

「私は、他人を信用してはいけない」

「私は、人を頼ってはいけない」

「私は、本音を口にしてはいけない」

「私は、何かを望んではいけない」

「私は、何かを得るために手段を選んではならない」

 

 …など。

 

 

これらの選択や決断は、

私たちが成長して大人に近づく度、

そして成人してから、

 

「隠れた信念」となり、

無意識のうちに思考や行動に影響を与えます。

 

 

 「信念」ですので、

 

けっしてそのことを疑わず、

それが真実であると絶対的に信じ込みます。

 

 

そして、いつの間にか

 

「自分は(はじめから)そういう人間だ」

錯覚してしまいます。

 

 

けれど当然、

はじめから「私は完璧でなければならない」と

思っていたわけではないはずです。

 

 

生まれたときから、

「私は他人を頼ってはいけない」と

思っていたわけではないはずです。

 

 

 

過去(多くの場合が子供の頃)に、

どこかのタイミングで何か出来事があり、

 

 

「私はその選択・決断をしなければ、今の環境で『生き残れない』」

 

 

と感じたから、その選択をしたのです。

 

 

それは自分が望む選択ではなかったけれど、

確かに「最善の選択」だったはずです。

 

 

 

子供にとって「生き残れない」とは、

物質的なもの(食事を与えられない、家に入れてもらえない、暴力、など)だけではありません。

 

 

「認めてもらえない」

「受け入れてもらえない」

「愛してもらえない」

 

 

といった精神的なものも、

子供にとっては十分、「生き残れない」という材料になります。

 

 

これは子供にとって、とてつもない恐怖です。

 

 

 

だから、いくら他者から

 

「完璧じゃなくていいんだよ」

「他人を頼ってもいいんだよ」

「自分を大切にしていいんだよ」

 

 

と言われても、

それを素直に受け入れることが難しいのです。

 

 

なぜなら、

 

根底に、

「その行動をとらなければ『生き残れない』という、

とても大きな恐怖がある」

 

からです。

 

 

それは、

こう言い換えることができます。

 

 

「その行動をとったら(不完全であったなら、人を頼ったら、自分を優先したら、…など)、

 

私は認められず、否定され、愛されず、

生きていけない!」

 

 

…と。

 

 

 

そして、やがてこう思います。

 

 

「何でこんなふうになっちゃったんだろう……」

「何でこんなことしちゃったんだろう……」

「あんなことしなければよかった。本当はしたくなかったのに……」

 

 

 

後悔や罪悪感で苦しんでいる方は、

たいてい自分を許したくても許せません。

許し方がわかりません。

 

 

けれどどうか、

 

「今現在、自分を苦しめている

過去の自分がした選択や決断は、

 

あの時、あの時点で、

間違いなくあなたに必要なものであり、

最善の選択、最善の決断をした」

 

 ということに、気づいてください。

 

 

なぜなら、

 

その選択・決断をしなければ、

「私は生き残ることが出来なかった」からです。

 

 

 

自分で生きる環境を変えることができない幼い私が

 

愛するあなたをなんとか生き残すためにした

 

最善の選択、最善の結果です。

 

 

 

断言します。

 

 

あなたのした選択に、

間違った選択はひとつもありません。

 

 

その結果、

後に自分を苦しめることになったとしても。

 

その結果、

誰かを傷つけてしまったとしても。

 

 

いつだって、

あなたは最善の選択をしてきました。

 

これからも、

あなたは最善の選択をします。

 

 

だからもし、

過去の自分の選択や決断、それによる行動で

今のあなたが苦しんでいるのだとしたら、

 

どうか、

過去の自分に優しく言ってあげてください。

 

 

「あなたは何も悪くない」

 

 

そして、今の自分に優しく伝えてください。

 

 

「だから、もう苦しまなくていいんだよ」

「たくさんがんばったね」

「もう大丈夫だよ」

 

 

あなたが望む言葉を

たくさんたくさん言ってあげてください。

 

もし、その言葉を言うことに抵抗があるのなら、

まだそれを行うベストなタイミングではありません。

ですが、必ず言えるときがきます。

 

 

 

あなたがそのような言葉を言われることを待ち望んでいるのなら、

 

どうか言ってあげてください。

 

 

これを言うことに、勇気は必要ありません。

 

 

あなたが望んだとき、

 

あなたがそれを行えばいいんです。

 

 

それが、あなたがはじめから持っている

 

「自由」ですよ。

 

 

 

あなたが幸せでありますようにラブラブ