こんにちは、Megumiです。◕‿◕。
今日は『「自分を認めること、許すことが出来ない、わからない」人へ』、私の経験と学んだ知識を踏まえて書いていこうと思います。
精神的に苦しい状態から抜け出す方法として、様々なメディアでよくこう言われます。
「自分を褒めてあげてください」
「自分を認めてあげてください」
「自分を許してあげてください」
しかし、それを言われてこう思う方がいます。
「自分を褒めるって何?」
「認めてあげるってどうやるの?」
「許せないから困ってるんじゃん」
以前の私もそうでしたが、精神的に苦しい状態の人は「それが【出来ない、わからない】から、二重に苦しんでいる」ことが多いです。
では、どうすればいいのでしょう?
私の経験と学んだ知識から言えることは、
答えは、自分の中にしかありません。
聞く人によっては、冷たく残酷に聞こえるかもしれませんが、苦しんでいる本人しか、自分を救う方法を知る人はいません。
精神科医も、カウンセラーも、セラピストも、
家族も、恋人も、上司も、友人も、
私以外に、答えを知っている人は誰もいません。
私以外の人が出来ることは、答えにたどり着くヒントや手法を示すことだけです。
今現在、精神的に苦しんでいる方にまず気付いてほしいことは、
『自分が必要としている最も有効な答えは、もう既に自分の中にある』
ということです。
以上のことを前提に、本題に入ります。
「自分を認めること、許すことが出来ない、わからない」という方は、
まず、いつからそのようになったのか自分の過去を振り返ってみてください。
大学生の頃はどうだったか?
高校生の頃はどうだったか?
中学生、小学生……
もっと前からなのか?
次に、いつからそうなったのかがわかったら
そうなったきっかけの出来事に着目してください。
その出来事の終わりに、あなたは自分で「ある決断」をしませんでしたか?
例えば、
「私はもっと頑張らなければならない」
「私は自分を甘やかしてはならない」
「私は自分を褒めてはならない」
「私はもっと上を目指さなければならない」
「私は完璧でなければならない」
「私は失敗してはならない」
「私は自分を許してはならない」
「私は褒められる価値がない」
……など。
「〇〇してはいけない」
「〇〇しなければならない」
「○○する価値がない」
という、例え最初は自分以外の人から言われた言葉であっても、最終的に自分でその言葉を受け入れませんでしたか?
(それは決して悪い行動でも、間違った行動でも、過ちでもありません。「サバイバルの本能」に従い「対処(適応)」しただけです。詳しくは別の記事に書こうと思います。)
そして、その言葉の後に次のような言葉が続けられませんでしたか?
「何故なら、自分の居場所が無くなるから」
「何故なら、自分の価値が無くなるから」
「何故なら、一人ぼっちになるから」
「何故なら、怒られるから」
「何故なら、相手がそれを望むから」
……など。
このような言葉たちはとても強力なエネルギーを持っていて、私達の行動を大きく制限しブロックします。
それが現在現れている「自分を認めること、許すことが出来ない、わからない」につながるのです。
ですので、この強力な言葉のブロックを破壊し、自分で新たな決断をする必要があります。
ここで、ひとつのテクニックを用います。
その出来事を経験し決断した過去の自分に、今現在のあなたが『OK』を出してください。
現在の自分にではなく、その出来事を経験し決断した瞬間の、過去の自分に『OK』を出すのがポイントです。
「私は、本当は、〇〇してもいい」
「私は、本当は、〇〇でなくてもいい」
「私は、本当は、〇〇していい」
……といった感じです。
そして、次のような言葉を続けてください。
「何故なら、私には価値があるから」
「何故なら、私は十分愛されているから」
「何故なら、私には自由に生きる権利があるから」
……といった感じです。
上記の言葉は同じである必要はなく、
あなた自身がずっと言われたかった、心の底から喜ぶ言葉を言ってあげてください。
なお、このテクニックを行なう際に3つの注意点があります。
1.過去を振り返る際、自分を見失うほどのコントーロールできない感情が出てきそうなときは、このテクニックを使用しないでください。
まだ自分が過去と向き合う準備が出来ていない可能性が高いです。
向き合う準備が出来ていない人には、このテクニックは有効的ではありません。
2.過去を振り返っている最中、上記のような状態(「自分を見失うほどの……」)になったときは、テクニックを中断し『私のセンター』を確保してください。
※『私のセンター』についてはこちらの記事をご覧ください。
3.このテクニックを、無理に誰かに行なうように勧めたり、強制したりしないでください。向き合う準備が出来ない人に無理に行なわせることは、相手をただ傷つけるだけです。
辛く、無力感に襲われるかもしれませんが、優しく見守ってあげてください。
すべての人が持っている素晴らしい力(「元に戻る力」「良い方向へ進む力」「成長する力」)を信じてください。
今日はここまでです。◕‿◕。
あなたが幸せでありますように