昨晩仙台の自宅に無事戻りました。

 

入国はとてもスムーズでした。シアトルからの便が着陸したあと、日本入国者から先にでるか、国際線乗り継ぎの人からでるか案内があってから出るように指示があり、私の便の場合は入国者から外に出るようにという指示でした。

 

途中の通路でVisit Japn Webの検疫申告の完了画面を見せるようにとの指示があり、画面を見せてから検疫を通りました。その後、入国ゲートの機械でパスポートと顔の認証で入国し、スーツケースを受け取ってから税関申告となりますが、こちらもWebでの申告をすませている人は機械でパスポートと税関申告のQRコードを読み込ませて終了でした。

 

税関は紙での申告もでき、紙の列のほうはがらがらで、機械待ちの列はかなり並んでいましたが、機械は10台くらいあるので、列の長さの割に時間はさほどかからず、数分待つだけでした。

 

Visit Japan Webは、パスポートや帰国予定、ワクチン証明など、ほとんどが事前に登録できるので、遅くとも帰国前日までにすませておくといいと思います。検疫は情報をいれたら審査に20時間程度かかると表示されました。審査が終わったらメールでお知らせがくるとのことでした。閑散期のせいか今回は結果はすぐに届きましたが、旅行者が多い時期ははもっと時間がかかるかと思います。税関申告については帰国便のチェックインのときに入力しておくとスムーズです。

 

飛行機でのマスク着用ですが、JALの国際線は全員マスクをしていましたが、アメリカの国内線は私くらいしかマスクをつけている人はいませんでした。レンタカーのシャトル内も空港移動の電車も同じでした。お年寄りすらノーマスクで、みんな気にしてないようでした。日本とは大分違うことを肌で実感しました。

 

JALの国際線は思いのほかとても混んでいて、行きも帰りも満席に近い状況でした。ただ日本人は1~2割くらいの印象で、ほとんどが外国からの旅行者か、国際線の乗り継ぎの乗客でした。

 

日本からの出入国はパンデミック以前よりスムーズに感じました。

 

サンディエゴ空港の入国審査も、私はB1ビザでの入国だったせいか簡単で「何しにきたの?」「会議に参加するためです」「そっか、B1だもんね。いつまでいるの?」「月曜日に帰ります」「オーケー、指紋とるからここに指乗っけて」で終わりでした。

 

ただシアトル経由で入った人たちは、滞在目的を観光だと答えたところ、審査官に根掘り葉掘りいろいろ聞かれて大変だったと言っていました。もしかしたら個人観光で入国する人が珍しいからかと思います。原油価格高騰に円安、感染者の増加と、海外に気軽に行ける感じではないので、シアトルに入る日本人観光客はほとんどいないのかもしれません。私はサンディエゴ便でしたが、日本人は、ほとんどが男性3人くらいの明らかにビジネス目的の人たちばかりでした。あとは家族の訪問目的の人か、日本に一時帰国した現地在住の人のように見受けられました。日本人らしき70代くらいのご夫婦が乗っていたのでどこに行くのかと思ったら、サンディエゴ国際空港で娘さんとお孫さん数人のお迎えを受けていました。今の時期のツアーでもない女性の観光目的は珍しかったのでシアトル組はいろいろ聞かれたのかもしれません。私は1人でしたし目的は会議出席だと答えたので仕事のためだと思われたのだと思います。

 

コロナの良い薬ができるなどして、安全に、気軽に海外に行けるようになることを願っています。