「そういえば、自分が出したごみがどうなるかって見たことないな」
と、ふと思った私。
ごみの分別が好きなのですが、(分けるのが好きw)収集されたごみたちはどうなるんでしょう?
気になった私は、福山市にあるごみのリサイクル工場 「福山クリーンセンター」の見学へ行ってみることにしました〜
(インターネットで予約することができます
クリーンセンターでは、不燃ごみ、資源ごみ(びん、缶、容器包装プラスティックなど)、燃やせる粗大ごみの処理が行われています。
こちらは管理棟です
センター内の見学では、ごみが集められてからリサイクルされるまでの過程を見ることができます。
私たちが見学した日は、容器包装プラスチックごみの処理の日。
センター内の1箇所に集められた容器包装プラスチックごみは、機械によって破かれた後に袋から出され、軽いものと重いものに分けられます。
さらに、重い物がベルトコンベアに乗って運ばれ、そこからペットボトルが取り出されます。
ここまではぜーんぶ機械。
ですが、ここからは人の手が入ります。
重いプラスチックごみの中からペットボトルを取り出す作業、人が行なっているんです。
作業員の方達は、ベルトコンベアの上方から流れてくるごみの中から、ポイポイっと素早くきれいなペットボトルを選んでいきます。
とっても早い!
ペットボトルは、良質なリサイクルできる素材なので、機械でなく人の目で判断しなければいけないそう。
知らなかった!頷く私です。
最後に、案内してくださった工場の方にごみを出す時にお願いしたいことをお聞きしました。
「容器包装プラスチックごみの中に鋭利なものを入れないでほしい」
「容器包装プラスティックごみを2重の袋にしないでほしい」
「ごみの中に鋭利なものを入れないでほしい」
容器包装プラスチックごみの分別は、人の手で行われています。
手袋をしていても、刃物や割れたガラスなどが入っていると、怪我をしてしまいます。
過去にも、カミソリや包丁などが入っていたことがあるそうです。
もしそれらをゴミに出す時は、新聞紙などに包んで捨てると良いですね。(というか、不燃ごみですね!)
「容器包装プラスティックごみを2重の袋にしないでほしい」
容器包装プラスティックごみは、機械で袋を破き、分別、リサイクルされます。
機械で袋を破る際に、袋が2重だと破れにくく、その後の分別が大変なのだそうです。
(小さい袋に入れたものを大きい袋にまとめて入れるなど)
私たちが出した後のゴミ。
工場では、機械や人の手によって処理されています。
工場の方達が気持ちよく仕事ができるように、ごみの分別をますますやっていこう!と思ったのでした。