昼にのむ酒には理由がある
昨日、小田急線 千歳船橋駅にあるAPOCシアターに行ってまいりました。
そのお芝居のタイトルが
「DRINK IN THE DAYTIME
〜昼にのむ酒には理由(わけ)がある〜
母が出演しているのと、ここ最近の劇団菊地作品で音響を手伝ってくれてるタカちゃん(妹や私のライブでもギターやハープなどでサポートに入ってくれてる清水孝宏さん)、それから実は声のみで妹も出演しているという😆
あらすじとしては…
ビルやマンションが立ち並ぶ街中にひっそりと、ある緑地公園。
舞台は池の畔、葦簀(よしず)に囲まれた休息場所。散歩やランニングの合間に休むベンチがある。
水面を見つめる男、携帯を片手にメモをとる女、タバコをくゆらせる男
詩集を手にする作業服姿の男、そこに新たな女たちがやって来る。
そして、、、別れによって止まった時間が再び動き出す。
とありました。
そう、それぞれに何かしらの理由を持って池の前にある休息場所のベンチに腰かけ、たまたま居合わせた知り合いだったり知らない人だったりと交わす会話によって、それぞれが抱えてる想いが紐解かれていくのです。
そこには家族や仲間、部下などへの愛がしまってあって。
言葉にして吐き出すことによって本当は自分が何を考え、思っているのかに気づかされたり、全くの他人の言葉によって新たな気づきがあったり。
そういうごく日常の、でもぼーっとしてたり、自分が自分が!ってなってたりすると結構見逃してしまいがちな、とっても些細なことだったり。
なんか…
悲しくなったり苦しくなったり、焦ったりしてる時ほど、外にアンテナを向けておくことって大事なんだなって思いました。
人としても、役者としても。
案外 見守ってくれてる人はいるもんで、全てをひとりで頑張ろうとしなくても、たまには弱音を吐いても、寄り添ってくれる人はいるんだよね。
だから私も、ひとりで頑張りすぎないでたまには肩の力を抜こうと思ったし、逆に身近に頑張りすぎてる人がいたらそっと支えてあげられる人になりたいなぁ。
ミサさんの芝居、前回観ることができなかったので今回久々に観たのですが、相変わらずのやわらかさとあたたかさがあり、母性のある役をやらせたら流石だなぁと、娘ながらに思うのでした。
静かに、でもしっかりと作品の空気を包むような大きな母性。
それから昼間っからウイスキーをちびちび呑む社長(塚本一郎さん)の、昭和生まれなりの葛藤や不器用な愛情がとてもリアルで、共感しつつなんだか笑っちゃった😆
ボソッと呟くような小さなひと言もとっても素敵でした。
明日の13時が千秋楽となりますが、少しでも気になった方は、ぜひ千歳船橋のAPOCシアターへ💨
4月24日(水)にRelease New Album
「アンジェラ・アキ sings『この世界の片隅に』」
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