once upon a time in 海雲台
今日は浅草九劇へ。
2023年の観劇初めは
ミュージカル「once upon a time in 海雲台」
出演者は4人だけ。
しかも全員知り合いというのもあり、気になっていた公演。
1992年の韓国、釜山・海雲台。
よく忘れ物やなくし物をしちゃうおっちょこちょいな青年チョン(山田元くん)と、ミュージシャンを目指してる女の子ヨンドク(MARIA-Eちゃん)が、ひょんなことから数時間を一緒に過ごすことになり、次第に惹かれ合うなんとも甘酸っぱい青春ラブストーリー。
そこに現れるは2050年から時間旅行してきた少年ビン(中村翼くん)と、旅行ガイドのおばあちゃん(入絵加奈子さん)というファンタジー要素も組み込まれて、クスッと笑えたり、ほろ苦く感じたり、想いが伝わって涙したり。
たった4人ですが抜群のハーモニーはもちろん、なんだかそこにあたたかさとほのぼのさが感じられて、日常のほんの些細なひとときだけど そんな穏やかな時間がなによりも幸せだと思わせてくれるような、そんな物語でした。
そして出演者みんな、キャラクターがすごく合ってる😆
翼の、無邪気でついつい突っ走っちゃうんだけど憎めない感じも
いーちゃんの、夢や恋する気持ちに戸惑ったりドキドキしたり、笑顔がキラキラな愛らしさも
元くんの、ちょっと抜けてるけど、純粋で真っ直ぐでやわらかい感じも
加奈子さんの、その場の空気を コミカルにも、心をあたたかくもしてくれる包容力も
とってもとっても素敵でした✨
もしもあの日に戻れたら…
もしもあの時違う選択をしたら…
私が時間旅行をするならいつだろう。
この42年でほんの些細なことから、ちょっと大きい分かれ道の選択肢もあったかもしれないけど…
それなりにしあわせだと思える「今」は そんな選択の連続があったからの「今」だと思うと、これでよかったのかなとも思うのです。
…いや、間違ってないとは言わないよ?
色々あるっちゃあるもんね😅
あ!でもそもそも、時間旅行に未来を持ち込んだり未来を変えるようなことをしちゃいけないんだった!
あと、タイムマシン(?)に乗るためのテストがあるみたいなんですが…乗り物酔いしそうだから私は多分乗れないや🤪🌀
でもさ、まだ見ぬ未来の私がしあわせそうに笑っていられるように、今の私は精一杯生きて、これからの人生まだまだ沢山出逢うであろう選択肢を見逃さないようにしなくちゃなと思うのでした。
このご時世なので面会はできませんが、偶然パトロールしに来てた歌唱指導の福井小百合さんを発見っ!
キンキーブーツぶりに再会し、ほんの30分程度ではありましたが、劇場下のカフェでお茶してきました☕️
「キンキーブーツ完走おめでとう😊」って言ってくれて嬉しかった💕
小百合さんが歌唱指導に入ってるチェーザレも無事開幕しているし、今日観劇した作品も無事に折り返したようで。
このまま、それぞれの公演が完走できますように✨
「once upon a time in 海雲台」は16日まで。
こころあたたまる時間を過ごしてみませんか?☺️