私を忘れないで
メキシコの郊外にあるコヨアカンで、今から115年前の今日(1907年7月6日)、フリーダカーロが生まれました。
ということで、今日はフリーダのお誕生日🎂
Happy Birthday Frida✨
ちなみに昨日7月5日は、人生最期の絵、スイカを描いたとされる日。
台詞でも「彼女が亡くなる8日前に書き上げた遺作は喜び色に溢れたスイカの絵だ。」ってディエゴが言ってるのです。
さて、本日はキャスト紹介 💁🏻♀️
まずは若い看護婦マイエットを演じた田中なずなちゃん。
なずとは事務所が一緒なんだけど共演したのは今回が初!
休憩なしでずっと舞台上にいたり、舞台上でのフリーダの着替え、シビアなベッドの転換位置など、やることも緊張することも沢山あるなかで、若いながら持ち前の度胸でソロパートのダンスも歌もしっかりこなしていて凄い!
🎵イサムとフリーダのロンド、というナンバーで鎌ちゃんとお酒(というテイのお水を)飲みながら陽気に手を叩いてるとこ、楽しそうで好きだったのよねー👏🏻
かまちゃんこと鎌田誠樹くん
もう何年前?10年以上前の「蜘蛛女のキス」が初共演かな?
で、4年前のTipTap「High-Fidelity」で久々の共演。
今回はレオ・エラーサー博士という胸部外科医の役。
お医者さんなので医学用語や病名などがふんだんに盛り込まれた台詞ばかりで大変そうでした💦
(私が演じたフディトも看護婦なので、手術、鎮静剤、鎮痛剤、デメロールなどなどがしょっちゅう出てきて大変だったので、鎌ちゃんの気持ち、わかるぅ〜🥲)
鎌ちゃんとはいくつか目が合うとこがあって、なんだかそれがとても安心するのでした。
フリーダの妹クリスティナを演じたビビこと綿引さやかちゃん。
コロナという名前が出てくるちょっと前に上演した「Chess the Musical」で初共演して以来の今回。
一緒にフリーダの髪を結ったり 🎵フリーダと恋人たち、では腰を合わせて一緒に踊ったり(まぁあれは私が男性の仮面)してるけど、劇中「ディエゴがクリスティナと浮気した」ということを知った時は腹が立って。
だから2人が🎵ちょっとした刺し傷、で踊っている時はほぼ目を逸らしておりました。
素敵な振りが付いていることは知っていたのだけどフディトの気持ち的には見ることができなかったー!イイメグとしてはめっちゃ見たかった笑
初演から連投、フリーダカーロの最初の恋人アレハンドロ・ゴメスを演じた田村良太くん。
H12、High-Fidelityに続いての共演。
バスの事故後フリーダから自画像を贈られたシーンでは、目に涙を浮かべながらなかなか真っ直ぐにはフリーダを見つめていられないゴメスの戸惑う姿にこちらも息をひそめて見守っていました。
若い彼には全てを背負い込む勇気と覚悟がなかった。
本心でもあっただろうし、そう言い聞かせてフリーダから去る理由がほしかったのかもしれない。
それがまた切なかったな。。
台本には「歌手」という役名になってるのですが、もう1人のフリーダカーロ、MARIA-Eちゃん。
いーちゃんとも今回初共演。
でも実はとあるオーディションでご一緒して、その時何人かで一緒に帰りつつお話したのがはじめましてかな?
いーちゃん出演の作品はいくつか観ていて歌唱力は知っていましたが、こんなにもいーちゃんの歌を堪能できる作品はなかなかないのでは⁈
しかも本当にいろんな表情を見せてくれて✨
初挑戦とは思えないカスタネットの軽快な音色はラテンのリズムをより色濃くしてくれましたよねー👏🏻
イサム・ノグチを演じた遠山裕介くん。
裕介とはもう何度共演してんだ?ってくらいですが😅
相変わらずの器用さ 大胆さには、毎度流石だなぁと思わされます。
今回もかなり高音キーをパァーン!って出してたり、銃とディエゴから逃げるときの身のこなしも軽快だし、シーンの切り替え方が上手👏🏻
みんながそれぞれ、フリーダに惹かれ、彼女の魅力に抗えなくて。
今、10日までアーカイブ配信してますが、舞台の周りに座っている人たちも(当たり前だけど)常にお芝居していて、それぞれのキャラクターとして引っ掛かるワードが出てくると反応する、みたいなのもあったと思うんですよね。
劇場でご観劇下さった方もおそらく隅々までは見られないだろうし見逃してる部分も大いにあると思います。
とはいえ映像を通すとさらに暗くて周りの表情ってなかなか見えないのかなぁとも。
贅沢な話ですが、1人1台カメラが追ってて観る人が切り替えらことができたら面白いですよね。
(実際そういうシステムはあった気がする💨)
そしたら、真ん中で時間が流れている瞬間に「この人はこんな顔してる!」ってわかって、それが様々で面白いと思うんだけどなー。
…というか、私が見たいw
みんな、どんな表情でお話を聞いてて、どんな言葉に反応するんだろう、とか。
47年間の人生を2時間におさめるので無理があるのは重々承知。
台本に書かれている台詞はほんのわずかで、その言葉に至るまでの物語が集約されているんですよね。
実際わたしも、自分の役(フディト)について調べたり本を読んだり、一豪さんやゆみこ(彩吹真央)さんと沢山話したりして、「あぁ、この台詞にはこんな思いが含まれてきたのか…」とわかったりしたので、きっとみんなの役にもそれぞれのバックグラウンドがあるんだろうな、だからこんな表情で反応するんだな、とか、知りたい😁
68年前の昨日、フリーダが亡くなる(1954年7月13日没)8日前に描き上げた最期。
喜び色に溢れたスイカの絵。
そのひとつに書かれた「VIVA LA VIDA」(人生万歳)の文字。
そうそう、再演版の舞台映像PVが公開となりました!
下にリンク貼っておきますのでどうぞご覧下さいませ🎵