これぞ演劇の力 | 飯野めぐみオフィシャルブログ「いいめぐのあえたらいいな…」Powered by Ameba

これぞ演劇の力

ナショナルシアターライブ滑り込みっ!
「リーマントリロジー」観てきました。
(ネタバレ…ってほどじゃないけど、ネタバレ内容もあります🙏🏻)
リーマンブラザーズの160年を追った物語。

透明のガラスボックスみたいな中、俳優3人と1本のピアノで紡ぐなんとも詩的で、シンプルで、芸術的な作品か。

しかもたった3人でいったい何役の演じ分けをしてたんだろう!

小さな子供から100歳越えのおじいちゃままで、しかも役が変わった瞬間も、今誰なのかも、しっかりわかる!


ガラスボックスは時代や場所によって回転して様々な側面から観ることができるし、そのガラスにマジックで世代交代するたびに店名やら色々を書いていくので、物語の進行と共に文字も増え、歴史の重なりというか時の流れみたいなものも感じたりして。


ガラスボックスの舞台奥には大きなスクリーンみたいなのがあって、そこに背景を映し出してるのですが、それもシンプルで美しくスッと溶け込んでくる感じ。

きっと、背景とガラスボックス、照明、ピアノ演奏、、何から何までものすごく細かく計算されているんだろうけど、そんなことにも気づかせないくらいの圧倒的な自然体。


この舞台美術にしても、見せ方にしても、160年という長い歳月を、役者3人で魅せるって…これこそ演劇でしかできない技だと思う。




3幕もので、休憩含めて4時間程の作品なのでさすがに疲れたし(笑)観るのにも覚悟が必要だと思ってたけど、観に行けてよかった☺️


しかし、物語の途中に妙にリアルなところや現代に似ている(またはそうなるであろう)シーンなんかもあって、観てて怖くなった。。


3人の兄弟が親になり、息子へ。
そしてそのまた息子へと世代交代を続け、その都度直面する問題や成功、悪夢にうなされながら時代の波を読んでも、情勢はどんどん変わり、自殺するもの、老いて死ぬもの、死んだことにも気づかないもの、、



見終わったあと、早めの夕食を食べながらいろんなことを考えてしまった。

けど…

久々に演劇に触れ、ささくれてた心にやさしく手を置いてもらったような、そんな感覚でした。

できることなら映像じゃなく生で演劇の空気に触れたい。。


やっぱり私は演劇がないと生きていけないのかもしれません。


















☆出演情報☆


ミュージカル「生きる」再演
東京公演 2020年10月 日生劇場
富山公演 2020年11月2日(月)~3日(火祝) オーバードホール
兵庫公演 2020年11月13日(金)~14日(土) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
名古屋公演 2020年11月 御園座
※他、地方公演あり
※チケット受付は追ってお知らせいたします。
(先行発売は2020年初夏予定)


✨NEW✨
ミュージカル「パレード」再演決定!

≪東京公演≫

日時:2021年1月

会場:東京芸術劇場 プレイハウス

※大阪・愛知・富山公演あり

※チケット受付は追ってお知らせいたします。
(先行発売時期は未定)



☆CD DVD情報☆

湖月わたる30周年記念公演
ドキュメンタリー・ミュージカル
「わたるのいじらしい婚活」DVD発売中!

ミュージカル「生きる」ライブ盤CD 発売中!

清水孝宏 3rdアルバム「一輪の花のように」
iTunes、Amazon、レコチョク、Music.jp、LINE MUSIC等
飯野めぐみがカバーした「絆」含め、全曲ダウンロード販売中♪


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