人間らしく、アナタらしく、ワタシらしく
久しぶりの下北沢。
あぁ、やっぱりこの街はワクワクしてしまう♪
演劇の街だもんなぁー。
そんな演劇の街で今日行った劇場はこちら。
スズナリのお隣 シアター711
駅からマップ片手に歩いてって…かなり近くに行くまでどこだかわかってなかった‼︎
本多劇場通り過ぎた辺りで「ん？あれ？？」って思い、ローソンの前では「あ、なーんだ、あそこか！」とやっと思い出す💦
今年のあたまに来たじゃないか！
なんなら2019年初観劇だったじゃないか！
H12でご一緒した猪俣さんご出演の「ヴァンパイアバンド・ファイナル」を観に来たんだった‼︎
あの作品はかなりの衝撃作(下ネタと血糊が飛び交う飛び散る、でもちゃんと愛の物語w)でしたが、今日の作品はごくごく日常のひとこま…
という言葉では言い表せない楽しさが詰まってましたけどね😆
EPOCH MAN「夢ぞろぞろ」
虚構の劇団の小沢道成くん＝みっちーが2013年から始めた演劇プロジェクト EPOCH MAN
私が今まで劇場で観たのはひとり芝居が3本「鶴かもしれない」「夜明け」「Brand New OZAWA mermaid」、一色洋平との2人芝居「巣穴で祈る遭難者」、それからDVDでたけどアマヤドリの小角まやさんとの2人芝居「みんなの宅配便」
どれも本当に面白く、みっちーの描く世界観、登場人物、舞台美術に至るまで、とても興味深く惹き込まれるんですよね。
主人公(や登場人物たち)は皆 個性的で、人間の闇の部分とか苦悩、悲しみなんかもストレートに描かれていて、でもみっちーの手にかかると重くならないというか。
いや、むしろ普通に生きてたら普通にそういう感情だってあるよね と納得させられてるし、なによりも「あぁ、楽しかった♪」と劇場を後にできるような演劇的パワーを持ってる‼︎
今回の舞台は駅の売店。
売店に立つおばちゃんと、その駅を利用する男性、それから売店のおばちゃんの若かりし頃に同級生だった男の子。
この3人をみっちーと「劇団 柿喰う客」の田中穂先さんが演じる2人芝居。
まず驚いたのが、舞台中央に大きな真四角の箱がドンとあって、駅の売店になってるの。
なんだか懐かしい感じもして素敵だなぁと思ったら、なんとコレ、まわった！
4面全部を使って上手くシーンを展開していくんだけど、その使い方もほんと上手！無駄がないっ！
そしてもちろん、お芝居も！
この2人の俳優さんの温度が素敵。
駅のホームのむあっとした暑さも、夕暮れの校舎に吹く風も、冷や汗をかくようなあの独特の冷たさも、すごくすごく感じられる。
なにより一挙手一投足がとてもナチュラルで、例えばハイテンションでぶっ飛んでてもお芝居的なデフォルメに見えないというか。
あぁ、この人テンション上がったらこうなるんだろうな、って思うと笑えてくる😆
人間の矛盾や狂気みたいなものを感じた時、説得力がある。
ほのぼのな物語なのかと思ったら、とても悲しく、とても切なく、でも最後にはあったかい光も感じられる、良い作品でした。
終演後、出ずっぱりで疲れてるだろうに炎天下の劇場出口でひとりひとりにご挨拶してるみっちー。
あなたの愛の大きさに、私は憧れ、尊敬すらしています。
写真撮っていい？って聞いたら照れながら写ってくれたみっちー。かわいいかよっ😍
この売店のおばちゃん＝田中夢子さんっていうんだけど、このおばちゃんの人間性がとても可愛らしくて。
こんなおばちゃんが売店に立ってたら毎回寄るだろうなぁって。
例え買うものがなくても「おはよーございます！」とか「こんばんはー」って挨拶しに行きたくなっちゃう。
んで、時間があればベンチに座って学校でのグチとか、恋愛相談とか、しちゃいそう（笑）
そんで売店のチョコとか飴ちゃんとか渡してくれて、あとでお金取られそう（笑）←そんなことすら「おばちゃーん！またヤラれたっw」って笑えそうなね。
いやー、ほんと田中さんと友達になりたいっ‼︎
久々の下北沢だったので、いつも通らない道を通ったりしてぶらぶらとお散歩。
途中で可愛い雑貨屋さんやレトロな古着屋さんなどもみてまわったりして、これまた楽しかった♪
初めて入ったのだけど、すっごく美味しかった😋
写真はとり天ぶっかけうどん🍲🥢
帰宅してシャワー浴びて、これから今日のパンフレットを読むのです🎵
実はこれも楽しみのひとつ。
みっちーの創作日記が綴られていて、これを読むだけでも充分ワクワクするのっ！
あ、なのでパンフレット購入はオススメしますが、読むのは観劇後をオススメします😁
夢ぞろぞろは下北沢シアター711にて、12日まで！
あと3日で5公演。
各回当日券もあるようですし、80分程度の非常に見やすい上演時間です。
これ、ほんとオススメ作品だから、観てっ‼︎
じゃ、私はパンフレット読みまーす🤓
ばっははーいっ💨