いじらしくて愛らしい人たち | 飯野めぐみオフィシャルブログ「いいめぐのあえたらいいな…」Powered by Ameba

いじらしくて愛らしい人たち

宝塚から送った荷物が今日無事に自宅に届きました。

いくつかいただける衣装があったので楽屋荷物と一緒にダンボールに詰めて…今日は洗濯物が多すぎてヤバかった😅

銀座のママの着物はさすがにダメだったけど(←当たり前💨)草履はいただきましたー💕
わーい!今度お着物で出かける時に履こうっと♪


そして、2週間お世話になったメイクブラシたちをクレンジング。
次回 気持ちよく使えるようにキレイキレイに✨




さてさて、昨日はアンサンブルの3人のことを書いたので、本日はメインキャストの4人を。


まずは食事会で知り合った土屋さん役、そしてわたるさんのお父さん役でご出演の迫田さん。
今回はじめましてだったのですが、お稽古場で迫田さんの方からご挨拶してくださり!
そしてご自分の稽古が終わられたあとも私たちの歌稽古を熱心に聴いていた迫田さん。

ここの振りはこうだよね?とか、ちょっとここ一緒に歌ってもらえる?と気さくに話しかけてくださり、一緒に練習したり、先輩なのにツッコミ入れたりさせてもらったりと、和気藹々と楽しい稽古場でした♪

あとから聞いたらミュージカル初めてだったそうで!
めっちゃいい声だし、またミュージカルやっていただきたいっ🎵

言わずもがなですが、お芝居がこれまた面白いのよ。
大きいのに自然体。なんだろ、すごく惹きつけられてワクワクしました😄

迫田さんには稽古場でも、楽屋でも、たくさん笑わせていただきましたし、お酒の席で隣だったときに「実は私、稽古で毎回悩んでたんですよねぇ」って話したら迫田さんも同じようなことを思っていたらしく、そんなの微塵も感じさせない迫田さんの「だから大丈夫だよ!」って言葉にどれだけ勇気をもらったか‼︎





わたるさんとアプリで知り合ったカズトくん役と、わたるさん役を演った廣瀬くん。
この作品がわたこん、いじこんなどと呼ばれる中、「いじるさん」を徐々に定着させていったヒロ(笑)
ヒロとは1789以来だし、今までは王子や騎士みたいなスラッと正統派な役の印象が強かったのだけど、今回のカズトくんでこんなにも180度違うかぁーっ‼︎ってくらいに面白いキャラになってた🤣

本読みの段階からかなり色々ぶっ飛んでてみんな笑いが堪えられなかったくらいでした!


劇中 エースをねらえ!の宗方コーチの話になるくだりから、初日が近づいてきたある日、自ら金髪を黒く染めて髪型も変えてきたヒロ。

美容院で「この髪型にしてください」って宗方コーチを見せたらしい(笑)さすがですっ!

そして、わたるさんの妄想世界のカズトくん=白燕尾の着こなしよ✨さすがですっ‼︎
(ザ 王子様でカッコいいはずなのにどこかカズトくんらしさが抜けてないところもまたグー👍🏻)





朝海ひかる役のコムさん。

美しくて物静かな方なのかと思いきや、おっとこまえっっ‼︎
そして時々天然がぽろっとこぼれて可愛らしいコムさん💕

いつだったか、楽屋で携帯をいじってるときにインフォメーションの声が聞こえ、それに返事をしようと「はぁーーーー、、」って言ったコムさん。
…あれ、今「い」までたどり着きませんでしたね(笑)って言ったら「え?やだっ!わたし今『はーい』って言わなかった⁈笑」って。
可愛いかよっ😍

舞台上ではあまり絡みは多くありませんが、2人で目配せしてほくそ笑んだり😏オフマイクで小さく会話したりしてました(笑)

コムさんの自然体はわたるさんを信頼してるからなんだろうなぁと感じると同時に、わたるさんが自然体でぶつかっていけるのも相手がコムさんだからなんだろうなぁと、そんな絆を羨ましく思いながらも、コムさんの豪快な笑い声に思わず笑ってしまうのでした。





湖月わたる役のわたるさん。
もうね、ホントになんと愛らしい人なんでしょ!

パンフレットにも書いたけど、退団後もスラッとパンツスーツでキメて クールでカッコよく踊ってる印象が強かったのですが、稽古初日の自己紹介プラスαのときにご自分のことを話してくださったときの可愛らしさ。
そして拓也さんから「わたるさんって〇〇のとき、ドラえもんみたいに手をパタパタさせるんですよ」とツッこまれ、「え?そうなの?知らなかったぁー‼︎」と恥ずかしがる姿。

それから、歌稽古で「♪素敵〜な わーたーしー」って歌ったあと、顔を真っ赤にしながら「…恥ずかしっ‼︎」って照れるわたるさん。
可愛いかよっ😍 Part2

ガラッとイメージ変わりました✨


稽古場にはいつも1番に来て予習復習。
稽古後も最後まで残って予習復習。

アンサンブルチームで自主練してると「わー!一緒にやるやるー!」って入ってきてくださるし、「ここはこうしたほうがやりやすいかな?」と寄り添ってくれて。
みんなが煮詰まってるときに「こんなのどう?😃」ってアイデアを出してくれたり。

とっても周りをよく見ていて、いつも気遣ってくれて、でもそれがこちらが恐縮しちゃわない程度の程よい心配りなのです👏
そしてなによりも、「わたるさんがトップを歩いて、後ろから私たちがついていく」のではなく、「わたるさんがみんなの手を繋いで1列で歩こうとしてくれる」というのが、この座組をいち早く団結させた1つの要因だと思ってます。


あ、宝塚のカーテンコールでたくじとカチが「わたるさんの好きポイント」を言ってたので今更ながら私も(笑)

冒頭、わたるさんの華麗なる芸歴をお伝えするナンバーで男役わたさんが手の甲にキスしてくれるんですが、そのあと目が合うのズッキューーンでした💘

あと、雪まろげのVTRが流れる中、袖から真っ白な衣装でスッと現れ、静かに舞台中央に歩み出ていく姿はメチャクチャかっこよかった✨

あとあとぉ(笑)
妄想カズトくんとのウエディングでうっとりして思わず浮き足立っちゃうわたるさん、めちゃくちゃ可愛かった💕
アンド、これは舞台稽古での話ですが、そのウエディングナンバーの最後 みんなが後ろ姿のところで照明合わせしてたときに、舞台奥の白壁に映し出されたキラキラな絵の中に写ったわたさんカズトくんの寄り添う影がめちゃくちゃ絵になってて、照明合わせ中で動いちゃいけないのでみんなで後ろ向いたまま「わぁ!このシルエットすごくない⁈素敵ぃーっ‼︎」って4人で(いや、主に女子3人(笑)カズトくんはそんな3人を微笑ましく見守ってくれてました😅)キャイキャイ盛り上がったのでした☺️

あのシルエット、写真におさめておけばよかったなぁ😭😭😭






ゆうさんと写真撮るの忘れたぁー‼︎

H12のときからお世話になってる奥田ゆうさん。
今回の楽曲も全てゆうさんが作りまして。
日本語でも歌いやすいような、聞き手にも伝わりやすいような音の運びを選んでくれて、それでいてキャッチーな音楽を生み出してくださる!

ちなみに癖の強い4人の恋愛本著者はそれぞれの極にイメージがあって、たくじはワンオク、みやじは星野源さん、カチはきゃりーぱみゅぱみゅさん、私は元ちとせさんだったそうな(笑)




クリエイティブ陣スタッフ陣ともほとんど写真が撮れなかったのだけど、本当に皆さん持てるパワーを最大限に駆使してこの作品を支えてくださいました、いや、一緒に作り上げることができました‼︎

舞台監督の亘さんはじめ、演出部の皆さん、照明さん、音響さん、お衣装さん、ヘアメイクさん、映像さんの、時間のない舞台稽古の中での尽力、

稽古ピアノで入ってくれた裕子さんも、歌唱指導のしんちゃんも、振付のカブちゃん、こうへーくん、あべこーさんも、演助のゆきちゃん、

去年末からドキュメンタリーを撮り続けた高田ディレクター、元宝塚のトップスターの素顔や婚活に切り込んだ脚本を書いた竹村さん、出演者全員の魅力を発見し、追い求め続けてくれた拓也さん。

ほんとに、全員が同じ方向を見て同じ気持ちで前進していったからこそできた今回の作品。

一抹の不安はあったけど、クロスシアターでのお客様も、バウホールでのお客様も、とても楽しく喜んで下さって、本当に本当によかった!

稽古初日の顔寄せでの挨拶で竹村さんは「ドキュメンタリーでミュージカル、こんなの見たことも聞いたこともない。誰もやったことない。ってことでこれはもう絶対に成功です、おめでとうございます!」と言ってみんなを笑わせたけど、本当にその通りになりました!


拓也さんは「このメンバーでやるんだから、このメンバーにしかできないモノづくりをしましょう!それぞれの愛されるべき人間性を最大限に乗せていきましょう!」と言い、演出家先生ではなく、同じ目線で、時に前から、時には隣に立って同じ景色を眺めながら一緒につくりました。
絶対に否定しないし、なにか疑問があっても必ず納得できる答えやヒントをくれる拓也さん。

今回も「心臓潰れちゃうかもだけど」と言いつつ、私の苦手分野をどんどん投げてきた(笑)
でもそれができるようになったらまたひとつ強くなれることを知ってるから、いっぱい投げてくれる。(←だから心臓潰れちゃいそうなんだけどね笑)

東京公演の中日辺りかなぁ、偶然同じタイミングで劇場を出た日があって、渋谷まで一緒に歩きながら話をしたんです。
「語り部シーン、みんなどんどん面白ネタを生み出してるのに、私ひとり出来なくてごめんね」って。実はね、自分の中では結構気にしてたし苦しくて引っかかってた部分でもあったの。

そしたら「めぐさんはあれでいいんだよ。3人はネタボケができる人。めぐさんは天然ボケが面白い人。」って言われて、「え、天然なの⁈」ってツッこんだけど案外スッキリして。
やっぱり拓也さんの言葉には魔法の力が宿ってると思う。





そんな拓也さんからの色々を受けて、今回も色々演じさせていただきました。

前半は特に早替えオンパレードだったので撮れなかった衣装写真もあり。。

基本の語り部スタイルと
わたるさん妄想ウエディングの侍女。
そして「ハイスペックな男の見極め方」という本を書いた銀座のママ。

銀座のママは、めぐさん演歌できるの知ってるから今回は民謡みたいなやつで歌ってと言われ。

喫茶店の店員は台詞はひと言もないのだけど、店長さんの内縁の妻、という裏設定でした🤣

男装はカチとの写真の中にあるけど、昔から男顔だと言われてるので男装するの楽しかった♪

写真撮るの忘れたけど、高田Dに扮してわたるさんを罵る「はぁ⁈💢」のニュアンスを毎回ノート出され。
それでもH12のときから絶対的な信頼を寄せている拓也さんの言葉だから信じられる。諦めない。



顔合わせから大千秋楽まで約1ヶ月半。

実に濃くて痺れる、刺激的な現場でした。
それはそれはとても幸せな日々。そして幸せな出逢いでした。



湖月わたるさんの30周年という記念すべき作品で、新たなわたるさんを目撃したお客様のあたたかい眼差し。
そして、全てをさらけ出し全力でぶつかっていったわたるさんの度胸と覚悟。

それもこれもファンの皆さんがわたるさんを、わたるさんがファンの皆さまを、心から大切に思っていらっしゃるから。

それを同じ空間で感じられたこと、この作品の1ピースになれたことに感謝です。


ありがとうございました!













☆出演情報☆


湖月わたる舞台生活30周年公演Vol.1
ドキュメンタリー・ミュージカル
*終演いたしました。
*DVD発売決定‼︎


ミュージカル「生きる」

ライブ盤CD 発売中!



清水孝宏 3rdアルバム「一輪の花のように」
iTunes、Amazon、レコチョク、Music.jp、LINE MUSIC等
飯野めぐみがカバーした「絆」含め、全曲ダウンロード販売中♪