三文オペラ | 飯野めぐみオフィシャルブログ「いいめぐのあえたらいいな…」Powered by Ameba

三文オペラ

今日も寒いですねー。

そんな寒さに負けじと、最近、連日のように劇場通いしております。



さて、本日の観劇は神奈川芸術劇場KAATで上演中の「三文オペラ」

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客席に座ってもらったチラシに目を通したりしつつ、ふと気づくとすでに舞台上にはチラホラと人影が。

それが次第に増えていき、そのまま1幕に突入。


廃墟のようなセットの中でビジネスが成り立ち、それに支配されている人々。

これは物語だけど、今も昔も、どんなとこでも、こういう現実って実は沢山存在しているんだよなぁと思いつつ。



主演の松岡充さんはマクヒィスが似合ってらっしゃる!

悪党なのに人を惹きつける何か。愛される人柄。

それは普段の充さんの人間性がマクヒィスの中に共存してるからなんだろな☺️

2人の女性から逃げようとする姿さえも愛らしい💕(笑)




そして愛らしいと言えば、高橋和也さん☆

以前イリアスで共演させていただいたときはキリッとした役だったので、今回のぺっかり笑顔で優しくて寂しがりやな感じは新鮮でした😆

普段の和也さんも優しいのですが、あのぺっかり笑顔であんなにハジけた和也さんは初めて見たっ(笑)


久々にお会いしたのに覚えていてくださって嬉しかったな☆







三文オペラって、過去にも1〜2回観てると思うんだけど、ラストって結構自由じゃない?

今回の演出家 谷賢一さんはどういう演出をなさるんだろうなぁと楽しみにしていたのね。


そして、あのラストへ。
ネタバレ?になるから詳しくは言わないけど、あぁそうきたかっ!て思いました。

私が勝手に持ってる谷さんの印象がそのままあった感じ(笑)
笑顔の奥に隠された皮肉がチラチラリ。


それはマクヒィスの最期の演説にも含まれていて、言葉のひとつひとつを反芻しながら聞きました。







そうそう!
今回、舞台の両サイドにP席なるものがあるのね。

そこも一般のお客様のお席なんだけど、そこに座ってる人たちは時に出演者になるのです。

拳を振り上げて、叫んで、歌って、行進して。


どうやら開演前のお稽古時間が設けられているようなのですが、短時間の稽古であそこまでの熱気‼︎凄かったです‼︎

共演というか、共犯?
仲間意識と団結力の強さが、お客さんとは思えないエネルギーを発していて、それが作品を一層盛り上げていました。


演劇好きの方はこの席オススメかも♪














☆出演情報☆


東京公演 2018年4月8日〜30日 日生劇場
大阪公演 2018年5月4日〜5日 梅田芸術劇場メインホール
静岡公演 2018年5月12日~13日 静岡市清水文化会館マリナート  
富山公演 2018年5月19日(土)~20日(日)  オーバードホール

*チケットお申込み、承ります。



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