野の花
今夜はこちら。
中目黒にあるウッディシアターで上演中の、ミュージカル座「野の花」を観てまいりました。
この作品、ほんと好きなんだよね。
悲しいこともたくさんあるのだけど、とても力強く、それでいてあたたかい物語。
これまでも何度か観ているのだけど、今回は母親が出演するというのもあり、初めて台本を読ませてもらいました。
…いや、正確には読んだ、というより、母親の台詞合わせに付き合った、というだけなんだけど(笑)
なので全部は読んでませんが、それでも改めて感じること、思うこともたくさんあって。
そしてこのブログでも書いたと思うけど、読み合わせしてるだけでガンガン泣いてた私は案の定今宵もガンガン涙を流すのでした。
おばあちゃん役の母は、母だからという贔屓目ではなく、とてもしっくりきていて。
この作品のストーリーテラー的なポジションでもあるので大変ではあると思いますが、さすがの経験値と年の功!
説明台詞をしっかりおばあちゃんの言葉として伝えていて、一挙手一投足がとても自然でした。
最近の舞台を観ていて思うことだけど、やっぱり年寄りの役を若い子が演るのは無理があるなぁと。
それはその役者のせいではなく、キャスティングだと思うんだよな。
変な話、実年齢より若い役を演るのは不可能ではないと思うのです。
だってその年齢を経験済みなわけですから。
でも20代が70代を演じるのは、それを振られた若い子だって可哀想ですよね。
やっぱり経験に勝るものはなかなかないなぁと、今日しみじみと思いました。
余談ですが、以前母から「結婚や出産を経験すると、また景色が変わって見えるものよ」と言われたことがあります(笑)
うん、まぁ…相手がいればね😅
そっちもぼちぼち頑張りますわ💦
2人は戦争のあとの時代を生きる女性だけど、おばあちゃんは壮絶な過去を生き抜き、そんな時代があったからこそ今の幸せを生きるヘルガを演じるしょこたん。
2人の笑顔の裏には全く異なった道筋があるけど、「今」が幸せだということは変わらない、あったかい時間が流れていました。
そして、キャッチミーメンバーの美奈ちゃん(山中美奈ちゃん)とともちゃん(天野朋子ちゃん)
ヒトラーの時代に生きるドイツ人・ユダヤ人として、辛く悲しい日々に翻弄される女性たち。
心身ともに大変な役どころではあるけど、その時代を生き抜く強さから垣間見える笑顔はとても輝いていました。
昔のこと…
ではなく、今も戦争というものは実は身近になりつつあって、それは本当に悲しいことですよね。
どんなことがあっても、人を殺し合うなんて決して正義でも正解でもない。
今日の空はとても澄んでいてキレイでした。
☆出演情報☆
ミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」
東京公演 2018年4月8日〜30日 日生劇場
大阪公演 2018年5月4日〜5日 梅田芸術劇場メインホール
静岡公演 2018年5月12日~13日 静岡市清水文化会館マリナート
富山公演 2018年5月19日(土)~20日(日) オーバードホール
*チケットお申込み、承ります。
清水孝宏 3rdアルバム「一輪の花のように」
iTunes、Amazon、レコチョク、Music.jp、LINE MUSIC等
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日本人キャスト ライブ盤CD
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