巣穴で祈る遭難者
昨日の夜は下北沢Geki地下Libertyへ。
観劇前の腹ごしらえに、劇場の向かいの店でゴハンを食べてたら開場30分以上前なのに瞬く間に列が出来てました。
一色洋平×小沢道成「巣穴で祈る遭難者」白バージョン初日
1年半ぶりの2人芝居。
小沢くんと洋平は出演者であると同時に演出もしていて、脚本はmonophonic orchestraの須貝英さん、音楽は劇団鹿殺しのオレノグラフィティさん。
役者の肩書を持った人たちが創り出す演劇。
物語は西暦3000年を越えた「文明の埋れた未来」
文明が一度完全に滅んだ後の世界。
すなわち「二巡目の世界」から物語は始まる。
この「二巡目の世界」に設けられた大きなルール。それは「新しい物を生み出すことを禁じる」というもの。
クレバスに落ちた2人の男が、この世界のルールを巡って争い、説き伏せ合い、己の正義を懸けて未来と戦おうとする壮絶な物語を二人芝居で描く。(あらすじ、コピペしました。)
地下へと続く劇場の扉を開けた瞬間から巣穴に吸い込まれました。
2人のこだわりと、お客様を喜ばせたいという想い、同時に自分たちも存分に楽しんでいる姿が目に浮かぶ(*^^*)
客席に座ってからも、舞台のセットを眺めているだけで楽しい
2人が愛情込めてコツコツ創り上げた美術は楽しげでいてどこか哀愁があって、沢山のこだわりや遊びが詰まっていて、どこから何が飛び出すのかワクワクが止まらない!
劇場の壁が黒いから、よけいにスッと舞台に目がいくんだよね。
開演前。
すぅーっと暗くなって「あぁ、始まるっ」という緊張感も好きだけど、この2人の 「観客を自然に同じ世界に惹き込む」思いやりに似た感覚がこれまた心地よくて。
演劇を初めて観る人にもやさしい入り口だと思う。
前半は2人のテンポのいい掛け合い、後半は思いもよらない仕掛けに驚いて、笑って、ドキっとして。
最後、洋平(医者)の背中にグッときました。
昨日はね、アフタートークもあって、小沢くん、洋平と、須貝さん、オレノグラフィティさんのこだわりや遊び心や裏話。
それからお互い褒めあって照れるという(笑)
終演後、パンフとCD、そして思わず台本も買ってしまった‼︎
「鶴かもしれない」を観に行ったことを小沢くんが覚えててくれて嬉しかったな☆
演りおえてピッカピカ笑顔の洋平と1枚❤︎
むむっ!遠近法使われた‼︎ということで、ほんとにほんとに幸せな時間を過ごせました(*^^*)
劇場に一歩足を踏み入れた瞬間から最後の最後まで楽ませてくれて、なんなら今日の夢にまで出てきて、朝からニヤニヤが止まらなかったもんね(笑)
ここまで心に入り込んでくるなんて!
あいつら、やりおるのぉ( ̄▽ ̄)
昨日 私が観た白バージョン(小沢くんが作家、洋平が医者)は、こっちを先に観たからなのかすごくしっくりくる配役だった気がするのだが…
え、これ、黒バージョン(洋平が作家、小沢くんが医者)だとどーなっちゃうの⁈って、すごく興味が。
もともと両方観たいとは思っていたのだけど…何が何でも観たいっ(>_<)
演劇にしかできない世界を 楽しみながら追求している2人を心から尊敬し、素晴らしいと思います。
ほぼ完売だけど、ほんの少しだけ開演45分前から当日券も出ているので、ぜひ観てほしいな!
演劇の敷居が高いと思ってる人には特にオススメ!
ナルシストにもならず、押し付けがましくもなく、でもドキっとする言葉が散りばめられた深い芝居です。
☆出演情報☆
「1789 ~バスティーユの恋人たち~」
2016年4月11日(月)~5月15日(日) 帝国劇場
2016年5月21日(土)~6月5日(日) 梅田芸術劇場
一般前売り開始 2016年1月30日(土)
http://www.tohostage.com/1789/
「KinkyBoots」
2016年7月21日(木)~8月6日(土) 新国立劇場 中劇場
2016年8月13日(土)~8月22日(月)オリックス劇場
チケット一般発売日
東京公演 4 月9 日(土)10:00~
大阪公演 6月11日(土)10:00~
※新ビジュアル公開‼︎
「貴婦人の訪問」再演
プレビュー公演
2016年11月3日(木)~5日(土) シアター1010
一般前売り開始 2016年9月2日(金)
東京公演
2016年11月12日(土)~12月4日(日)
一般前売り開始 2016年9月3日(土)
※本公演のチケット受付開始は追ってお知らせいたします。
※東宝HPより新ビジュアルと前回動画がご覧いただけます。
http://www.tohostage.com/kifujin/
清水孝宏 3rdアルバム「一輪の花のように」
iTunes、Amazon、レコチョク、Music.jp、等
飯野めぐみがカバーした「絆」含め、全曲ダウンロード販売中♪
《チケットお申込み》
iimegu.horipro@gmail.com
件名に作品名を
本文に
①お名前
②ご希望日時
③枚数
④ご連絡先(メールアドレス可)
⑤チケット郵送先
※郵送には別途500円頂戴いたします。ご了承下さいませ。
以上を明記し、上記のアドレスまでお申し込み下さい。