観劇ラッシュ | 飯野めぐみオフィシャルブログ「いいめぐのあえたらいいな…」Powered by Ameba

観劇ラッシュ

もう結構前になっちゃいましたが、今月上旬、ホストクラブに遊びに行ってきました音符



ホストクラブって言っても、ホントの(?)ホストクラブじゃないですよ淲


って、写真見たらわかるかな?

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そう、ミュージカル座の舞台「ロイヤルホストクラブ」を見に行ってきたんですキラキラ


知り合いがわんさか出てました(笑)


今年のあたまにやった「蜘蛛女のキス」で共演したメンバーが4人も!


写真のまささんこと菊地まさはるさんは、蜘蛛女~では冷徹な刑務所長だったのに…

180度違う弱々キャラになってました(笑)

服がダサいホストで、お客さんからウェイターさをに間違えられちゃったり~あせる



(麻田)キョウヤさんも硬派な革命家から、チャラくて情けないホストへ

苦手ぇ~と言いながらもしっかり踊ってたし、かなりレアなレオタード姿も披露してましたラブラブ!


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こちらの写真の(藤咲)みどりさんは、モリーナを優しく見守る、優しい笑顔の優しいお母さん…だったのが

びっくりするくらいセクシーでかっこよくて、鋭くなってましたビックリマーク

癒し系から威圧系へ(笑)


まゆまゆこと黛一亮くんは、蜘蛛女では不敵な笑みを浮かべたり叫んだりしてましたが、今回は爽やかな笑顔♪元気で面白いキャラに

謙虚なまゆまゆは「まだまだです。またいい経験できたので、もっと頑張ります!」と楽屋で話していたけど

とっても楽しそうに目をキラキラさせて話す彼はいちだんと頼もしく見えましたグッド!



一緒に見に行った(本井)亜弥とは「蜘蛛女~」でも一緒でしたが、そのあとの「マルグリット」でも一緒でした♪

なので、蜘蛛女メンバーへの面会も一緒にして、マルグリットメンバーである松原(剛志)くんのとこへもDASH!


松原くんもマルグリットでのいつも怒ってた役から、今回は常に冷静、優しい先輩ホストへ。

白いスーツにクサイ台詞、常に柔らかい笑顔が似合ってて、No.2らしかったですカクテルグラス



そしてそして!
大笑いさせてもらったインパクト大なお友達!

きいっちゃんこと五大輝一くん音符

豪華な衣装(彼の手作りです!)に見事な女装!

見た目のインパクトだけでなく、振る舞いから何から…笑いました(笑)


きいっちゃんとは5年ほど前の劇団☆新感線「SHIROH」で初めて共演して以来の仲良しさん

彼の家にはいろんな衣装が沢山あって面白いのです。

みんなで遊びに行ったときは衣装部屋から色々引っ張り出して仮装パーティーでした(笑)

なので、個人的には「さすがきいっちゃん!」とほくそ笑みながら観劇しておりました淏



話もとっても面白く、ロビーに飾られたホストの写真にも演出があり、幕間にもパフォーマンスがあり

細かいところまできちっと作られていたので、最初から最後まで舞台の世界を楽しめた作品でした!





そして一週間ほど前に見に行ったのが「八十五歳の女の子」


…いや…


正確には「見に行く予定だった」作品焏


この日のブログにも書いたんですが…

開演時間を間違えて後半しか見れなかった、と泣きそうになってた観劇は、コレでした焏


そして、知ってる方もいらっしゃるかもしれませんが

この作品

数ヶ月前のあの震災のとき上演する予定だったので、全公演中止になったんです。

稽古も終わり、あとはお客様に見ていただくだけというところまで準備がととのっていただけに、中止というのは苦渋の決断だったと思います。

心を決めた演出家・制作サイドの勇気は尊敬します。

そして涙をのんで従った出演者たち…


こんなとき私たちは個人ではどうすることもできず、代表者が決めたことには従うしかありません。

それは演劇に限らず、会社なども同じだと思いますが
「やる」と決まった『マルグリット』はやりましたし、「中止」と決まった『八十五歳の女の子』は諦めるしかありませんでした。


幻で終わってしまったと思われたこの作品

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三ヶ月の時を経て、上演再決定!!

そしてやっと客席から見ることができる!


と思ったのに…


勘違いで遅刻って
有り得ないっしょーーっあせる



ということで…
後半の30分くらいしか見ることができず、出演者に平謝り


後半からしか見れなかったのに、なんだか心がジーンとして涙が出たのは…

いろんなことが解決し始めた頃のシーンだったから?!

まるで小説の結末だけを楽しんでしまった気分でしたが…


映像残ってたら見させてもらいたいものです。



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今回の再上演が決まってから出演することになった溝渕俊介くんと。

「蜘蛛女~」でもいいキャラでしたが、今回も色々面白かったようで淲

役柄としてはとても好青年な役のようでしたチューリップ赤
ますます見逃したのが悔やまれます炅





3日前は早稲田まで。

SPACE早稲田という小さな劇場で見たのは「12人」

日本独自の法律、裁判員制度を舞台にした芝居。

裁判員制度とは、特定の刑事裁判において、有権者(市民)から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官とともに審理に参加する日本の司法・裁判制度のことなんですが


犯罪者とはいえヒト一人の命がかかっているケースもあり、被告の有罪無罪を決めなきゃならないのは…簡単なことではないですよね。


この「12人」はワンシチュエーションで進んでいき、選ばれた12人の人々が「被告は有罪か無罪か」の意見を話し合う2時間がそのまま芝居になってます。


みんなが有罪という中、たった一人だけ無罪を口にした男性。

彼の意見に心が揺れる人々。


私はすぐ芝居に引き込まれ、そして無罪の意見に大きく頷いていました。

芝居だとわかっているのにものすごいリアリティにあふれた芝居は、私の心もぐわんぐわん揺さぶり、危うく芝居に口出しして自分も無罪の意見を述べてしまうところでした渼

今思い出しても鳥肌が立って目頭が熱くなるほど、ものすごい芝居でした。


たしか明日までやってたはずDASH!

もしも興味とお時間あったら、あの空間をぜひ味わってきて下さいビックリマーク