マーシャホ~
刑務所長役の菊地まさはるさん、通称まささんと。
刑務所長さんとは舞台上での絡みは全くなく。
一度だけすごく接近してるシーンがあったんだけど、蜘蛛女はモリーナにしか見えない設定だったから…
なので稽古中、どんなに近くに立ってようと、どんなに目の前まで来ようと、私はその先にいるモリーナしか見ておらず。
いや、実際はお互い見えてるから初めは笑っちゃいそうになったりもしてたけどf^_^;
舞台上での交流こそありませんでしたが、裏での入れ違いの時は小さくハイタッチしたりと、仲良くしていただきました♪
今回は役の為にヒゲをのばし、シワを書いたり白髪にしたりと、老け役の嫌味な役づくりをしてましたが…
実はまだ若いのですよ(私よりは上だけど)
それにホントは優しくかわいらしい方なのです☆(生意気な発言お許しを~)
アフタートークショーの時に話してましたが、
この作品での所長さんって悪者に見えるけど、所長からすると一番真っ当というか、彼の正しいと思う生き方で存在してるんだと。
つまり、モリーナやヴァレンティンを捕まえたり、囚人に罰を与えたりするのは、所長としての仕事をしているだけであって、悪いことをしてる意識はないってこと。
うん、確かに。
この作品に出てくる誰もが、自分のやっていることを信じて生きている。
皆それぞれに誰かを愛している。
それが重なり合って暗い渦の中に飲み込まれていってしまうような…。
私はその中で渦の底にいるような存在であり、また渦の外側から手を差し延べる存在でなくてはならなかったんだろうけど…
果たしてそれができていたんだろうか。
今更言っても仕方ないことだし、あの時の精一杯を全身全霊でやったから後悔はないですけどね。
ただ、いつかもう一度やってやりたいとは思う(笑)
さてさて、話はそれましたが…
タイトルにもなっている「マーシャホ~」の話。
劇中、監獄に配られるゴハンの時間(?)に刑務所内に流れる放送で名前が読み上げられてるシーンがあったんです。
このSE、事前に稽古場で録音したものなんですが…
いろんな外人の名前に混ざって最後に「マーシャホ~」って呼ばれてるのね。
コレ、実はまささんの名前を外人風に発音したものなのです(笑)
特に台本がなかったんだと思いますが、疲労が溜まってきた頃のある日の朝録音したもので、いろんな外人の名前をあげた中で違和感がなかったと思われ。
それでそのまま録音したんですが、違和感なしっ!
まささんも最初は照れて「やめてよぉ~(笑)」と言ってましたが、ご満悦に見えたのは私だけ?(^_^)
† 出演情報&チケット †
◆マルグリット◆
2011年3月11日~28日 赤坂ACTシアター
2011年4月6日~10日 梅田芸術劇場メインホール
チケット申込みは
iimegu.horipro@gmail.comまで