職場でも、ママ友の中でも
たまに聞く言葉があります。

「あの人、ちょっと変わってるよね。」

何気ないひと言なんだろうけど
私はこの言葉が苦手です。

一見、自分が
“普通の基準値”を持ってる口ぶりだけど、
本当は、世界の広さを知らない人ほど
 自分の狭い常識の中で「変」「普通」と
線を引きたがるのだと思います。 

外国人を見て「変だ」と言い
他県の文化にも眉をひそめる。 
それはただ、知らないだけ。怖いだけ。
 そして何より
自分の小さな安心を守りたいだけ。


さて、「普通」って誰が決めたんでしょう。
笑い方が独特だったり
服のセンスが違っていたり
考え方が自分と違ったり。

それを“変わってる”と決めるのは
自分の心のものさしにすぎません。

仏教の教えに
「諸法無我(しょほうむが)」
という言葉があります。

すべてのものは
自分の思い通りの形をもたない。

人も、状況も
自分の心の映し出し方でまったく違って見える
ということです。

だから「変わってる」と感じたその瞬間、
実は“変わってるように見えている自分の心”
に気づくチャンスなのかもしれません。
すぐに外部に言葉として発さずに
一旦、自分の心に目を向けてみてください。

人の違いを「変」と切り捨てるより
「面白いな」「そういう見方もあるんだ」
と受け止められたら
きっと世界は少し広く
やさしく見えてくる気がします。