こんにちは。
めぐこです。
いよいよ明日
4月6日（土）20時～
お申込みは本日4月5日まで
さて
今日も
必要な人へのメッセージです。
「どうしていつも、あの人はああなんだろう」
と思ってしまうことあるよね。
例えば
いつも
愚痴を言っているお母さん
いつも
仕事が続かない友だち
いつも
他人と揉めている家族
いつも
友だちの輪に入らない子ども
いつも
具合が悪いと言っているあの人
いつも
怒っていたり
泣いていたり
嘆いていたり
文句を言っていたり
黙っていたり
痛そうだったり
さみしそうだったり
大変そうだったり
忙しそうだったり
困っていそうだったり
落ち着かなそうだったり
なにかしら問題や騒ぎを起こしたり
失敗ばかりしている（ように見える）
そんな
「なんだかうまくいってなさそうな、あの人」・・・・
その人のことを
放っておけない。
気がかり。
いつもどこかで気にしてる。
ああすればいいのに！
こうすればいいのに！
なんでそうなの？！
って、つい思っちゃう。
そうやって
見張っている。
心の中でハラハラしている。
いつも
「そうじゃない！」
「違うでしょ！」
「そんなんじゃダメでしょ！」
って思ってしまう。
そんな時、あるよね。
そういう時ってね
もしかしたらね・・・・
その人のことを
「かわいそうな人」だと思っていませんか？
さみしそう（にわたしから見える）から、かわいそう
問題ばかり起こしてる（とわたしから見える）から、かわいそう
わたしだったら無理なこと・いやなことをやってる、だからかわいそう
いつもうまくいってないあの人は
あなたにとって
ダメな、かわいそうな、このままではいけない、何とかしなきゃいけない人
になっていませんか？
その人にあれこれ言いたくなる。
その人を放っておけない。
というのは
その人自身の問題ではないのね。
それを見ていて
ハラハラドキドキ
問題を感じている
「わたしの問題」
です。
そして
発端は
わたしがその人のことを勝手に
「だってあれじゃ、かわいそう」
って思ったから、かもしれない。
わたしだったら、つらいから
わたしだったら、さみしいから
わたしだったら、困るから
わたしだったら、やりたくないから
わたしだったら、しんどいから
だから
あの人のことを見て
ハラハラドキドキ
なんとかしなきゃ、と思っちゃう。
そんな
わたしの感情を
あの人の上に乗っけただけ
だったりするのね。
あとは
家族や近い存在だと
あの人に笑っていてほしい
笑っていてくれないと、わたしが責任を感じてしまう
ということもあるね。
他人の責任なんて取れないのに。
勝手に感じてる。
あの人に笑っていてほしい
これは
あの人に幸せでいて欲しい
と言うことでもあると思うけれど
でもいま
あの人は大変そうだからかわいそう、と思っているということは
あの人は幸せではない
と、間接的に思っているのと同じだよね。
人のことを勝手に
「あの人、幸せじゃない」
って思ってるってことだよね。
他人をかわいそう扱いすることは
他人を不幸扱いするっていうこと
自分の視点で
「あなた、かわいそうだし、不幸ですよね」
って言ってることになっちゃう。
わたしね
これってすごく失礼だと思うのよ。
自分以外の他人
子どもでも親でも兄弟でもパートナーでも
誰であっても
勝手に他人をかわいそう、不幸扱いしてはいけないと思うのよ。
目の前でその人が
いま、うまくいってないように見えても。
もし仮に
さみしい亡くなり方をしたとしても。
その人の人生に
誰が「あなたかわいそう、不幸よね」って言える？
それってダメだと思うのよ。
その人自身が
さみしいと言ったり
落ち込んだり
波乱万丈でも。
それも含めて
その人の人生を
その人はその人なりのやり方で
進んでいくし、生きていく
その人のことを信じたいのよ。
わたしから見える部分も感じられる部分も
所詮、外から見たごく一部でしかない。
その人が
後悔していることがあっても
困難に出会っても
わたしからどう見えても
その人はその人なりの形で
進んでいるし
進んできたし
それでちゃんとその人としての素晴らしい人生を終えた（最後には）と
思いたいのよ。
勝手に他人を
かわいそう扱いしてはいけない。
不幸扱いしてはいけない。
どんな人のことも。
子どものことも。
親のことも。
兄弟のことも。
誰のことも。
いま目の前の人に対して
ああしたらいいのに、こうしたらいいのに
って思っている根っこには
その人のことを
実はかわいそう、不幸、
アナタうまくいってないですよね
そんなんじゃダメですよって
決めてかかっている自分がいたりして
その人の生活も、心の中も、
成長も、過去も、未来も
全部は見えないのに
自分が見えてる範囲だけで
勝手に決めつけて
判断して
自分のルールに当てはめて
「こうすればうまくいくから！」
って言いたくなってるんだと思うんです。
それは
自分がホッとしたいため？
自分が納得したいため？
自分が心をざわつかせたくないため？
だったりするのよね。
その人ためと言いつつ
結局自分のため。
自分が落ち着きたいため。
まず、その人をかわいそう扱いした
だから
かわいそうではなくしたいために
自分が安心したいために
ああしたらいいのに、こうしたらいいのに
が発動した。
だとしたら
最初の「かわいそう」が要らなかったということ。
かわいそうじゃないよ。
あの人は、かわいそうじゃないです。
あの人をそう思った
わたしがいただけ。
いま
泣いていても
つらいと言っても
うまくいってなくても
かわいそうじゃないです。
かわいそうじゃないです。
かわいそうな人なんて、いないんです。
かわいそうで、不幸で
ダメな人なんて
この世にいないんです。
他人の人生を
かわいそうって決めるな。
尊重してください。
その人は一生懸命生きてる人なんです。
その人の形でやってるんです。
見ててあげてください。
信じてあげてください。
いつかうまくいく、ってことを、じゃないよ。
いつか問題が解決する、ってことを、じゃないよ。
うまくいっても
うまくいかなくても
その人の人生にはちゃんと価値があって
意味があって
人よりいいとか悪いとかじゃなくて
それがその人の大切な人生であって
「あなたは、生きたね」
それでいいのだから
それでいいんですよ。
丸ごとです。
人からどう見える人生だったか、なんて
どうでもいいんです。
家族や人に恵まれたとか
お金があったかとか
楽しいことがいっぱいあったかとか
そんな表面的な話じゃないです。
その人は生きたし、生きてるし、
その人であるだけで
いいんです。
素晴らしいし、素晴らしかった。
勝手に他人のことを
ジャッジしてはいけない。
他人を「かわいそう」って思うから
問題が始まる。
だからもう
かわいそうとかダメとか
思わないであげて。
っていうか
そんなこと、他人が思うものじゃない。
そして
自分のことも。
勝手に
かわいそう
ダメって
決めないで。
だから
問題が始まる。
