
売却物件を見に行ったら
裏手に「おまけの土地」を発見

私の
こちらの土地も一緒に売っていただけるようなら
前向きに検討します。
発言にあんぐりしていた一同だったが
借地権専門の仲介業者が
「私は長い間、借地権扱っていますが、
今までこんな案件扱ったことがありません。
難しいかもしれませんが、いきましょう!!!」
予想外に興奮する。
この時にはまだ
そんなに難しいんだ

位にしか思っていない私(と夫)
無知というものは本当におそろしい

いや、無知だからこそ前進できたのかもしれないが。
翌日には
「借地権アパマン投資法 」芳賀さん のDVDを購入。
馴染みのない借地権を一通り頭に入れるものの
人生で借地権には縁遠く、所有権派だった私には
難しすぎて正直、よくわからない

不動産は人を介する生臭いものだが
借地権は地主・借家人関係者や利害関係が多く、さらに人間臭いもの。
どうしても不安をぬぐいきれない。
しかも未経験の新築・・・・・・
新築経験者は皆さん口をそろえておっしゃる
「新築は大変だよ。楽しいけどね・・・・・・」
借地権+新築の王子


「墨田区某沿線 徒歩8分 借地権戸建で1200万位」
というデータだけで、
「グリーン不動産(仮名)の物件ですよね。
おまけの土地って東側ですよね?
ちょっと変形地になるけど「アリ」だと思います。
自分ならGOです。」
日本最南端の島でゆったりバカンスしているはずなのに



恐るべし千里眼コテツ
だが、この一言が背中を押してくれた。
うるおいの水無月、
受講した大家検定講師の1人が偶然にも芳賀さん だった。
2日間の受講の合間に相談する機会が訪れる。
芳賀さんにも
「建物が建ってないってことは借地権が存在しないってことなんですよ。
しかも未接道でしょ?
そんな判例、今までないから難しいね。相当テクニックいるよ。」
太鼓判を押されてしまった

現地を訪れてから約2週間後、
現地・利害関係調査を調べていた仲介業者から
更に驚愕の事実をつきつけられる。
「まず、あの売却物件ですが、地主さんが2人います。
しかも、血縁ではありません。
血縁ではない地主の借地権に1つの建物がまたがっているのは交渉が難しいです。」
え・・・・・・



「ですが、救いなのが、その1人がおまけの土地の地主です。
現在、元付業者と協力して、売却していただけないか交渉中です。
ただし・・・・・・」
ただし(ゴクっ)

「マイソクの売却物件は旧法です。
奥の土地に関しては現時点で建物がないわけですから
新法にならざるを得ないと思います。」
ということは
基本的に50年後には建物を壊してお返ししなくてはならない

出口も益々見えなくなってきた

「血縁ではない地主2人の借地権にまたがり、
旧法と新法が混雑する建物になってしまうのです。
思った通り非常に複雑な案件でした。
おまけの土地に関してはこのまま地主との交渉を続けます。
とりあえず、交渉するにあたり金額を提示しないといけないのですが
いくらで買付入れますか?」
そして、
私が提示した買付金額は・・・・・・
(つづく)
プレミアシート完売御礼

S席・A席はまだ間に合います。
満席になるとカンボジアに学校が1校建つそうです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
