2011年10月期ドラマを振り返る | 彼方からの手紙

彼方からの手紙

ラブレターフロム彼方 日々のお手紙です

去年の話ですがあせる


10月期の日本のドラマを振り返ってみようと思います。


もー今回は話題作全然見れてなかったのですが

案外おもしろかったものも含めての感想を。


TBS木曜9時

クローバー「ランナウェイ」


市原隼人くん主演の「ランナウェイ」は、

さすが市原隼人!という感じのドラマでした。

もう、この人はほんとに、圧倒的。


物語の展開は、あれれ~なつっこみどころも多いんだけど、

市原くんからは主人公の葛藤や、気持ちが伝わってきて、

なんだか毎回泣けました。


で、この主役にひっぱられて、

一緒に脱獄するメンバー3人

(塚本高史・上田竜也、菅田将暉)もすごく良くなっていって。


それぞれが自分の過去と向き合って乗り越えていく様と、

4人の結束が深まってく部分が、

時間をかけて描かれて、


役者さん同士の演技も、

ぶつかりあって高めていく感じで、

どんどん良くなっていくので、


連ドラとして見るおもしろさがありました。


ほぼ全編ロケなので、九州から東京まで逃げる道程の

各地方の絵もキレイで見応えあったな。



彼方からの手紙


脱獄した4人と一緒に旅をすることになるサクラ役のこの女の子、

こまっしゃくれた顔から泣きの演技まで、

ほんっとに良くて、彼女にも毎回泣かされました・・。


日テレ土曜9時

クローバー「妖怪人間ベム」


おもしろかったです。

西田征史の脚本がまずすごく良かった。


そしてなにより、亀梨くんのベムが良かった。

後ろ暗いベムがこんなに似合うとは意外でした。


彼自身、自分のアイデンティティに

悩む部分があるんだろうか?

と考えてしまうほど、

内面と現状のギャップに苦しむ姿がハマって見えました。


原作のテーマはほんとうに奥深いので、

ストーリーはおもしろくて当然なんだけど、


重くなりすぎないようにちょいちょい軽いテイストの会話があったり、

ベロ役の鈴木福くんの愛らしさがあったり、

ベラ役の杏のセリフまわしと発声もなんかクセになってくるしで(笑)、


全体的にかなりバランスのいい作品だったと思います。



彼方からの手紙

福くんかわいいよ福くん・・・恋の矢



フジテレビ日曜9時
クローバー「僕とスターの99日」
満足度 7点

これは全話見たので満足度を。
初回満足度が9点だったので、
少し点が落ちました。

ラストがねー、まぁあんなもんかなぁ、という感じだったかなぁ。

「僕の星はユナさんだったんだ」の決めゼリフは、
中盤に使っても良かったんじゃないかと思いました。

個人的にはもう少し、
ラブラブなハッピーエンドが、良かったかなぁ。

40男と30女のラブストーリーにしては、
かわいすぎた気がします。
テヒ嬢の佇まいも含め、優等生なラストでした。

航平は星バカの草食系って設定だったので、
ほのぼのしちゃうのはしょうがないのか・・。

(韓国ドラマだったら、それまでどんなに情けないナムジャでも、
ぐっ!!っとかっこよく決めるシーンがあると思いませんか!?)

航平が、天文台の採用を蹴って、
もう1度ユナのボディーガードに復帰したあたりまでは
けっこう引き込まれて見てたけど、

その後の展開、
要潤扮する悪いカメラマンに写真を撮られて云々から、
流れが悪くなった気がします。

脇役はみんなすごくよかったです!

女社長・倍賞美津子もかっこよかったし、
同僚・近ちゃん(石黒英雄)も振り切れててよかったし、
みっちゃん(片桐はいり)のシーンは毎回鉄板の爆笑だったし。

でもやっぱり、
佐々木蔵之介演じるガンモが
飛び抜けてすばらしかったなぁ。

コメディの部分をがっちり見せつつ、
シリアスなところもとっても良くて。

彼がこのドラマの屋台骨をがっちり支えていたと思います。

しかし「ガンモ」ってあだ名は、
どこの年代まで通じるもんなんだろう・・笑。

10代の子とかはお母さんに教えてもらう感じなのかな?

わたし「半平太く~ん」ってやっちゃいますよ・・・(;^_^A


彼方からの手紙

この3本に、前に感想を書いた、

「専業主婦探偵~私はシャドウ」を入れた4本が、

10月期の中でおもしろかったドラマでした~。