夫の不倫発覚後

子ども達のいない隙を見ながら

少しずつ話し合いを進めます

 

 

 

 

 

 

 

夫婦の事に

子ども達を巻き込みたく

ありませんでした。

 

 

 

 

 

私にとっては裏切った夫でも

 

子ども達にとっては父親です

 

 

 

 

 

どんなに不在で

関わりが少なくても

 

「お父さんのお陰で生活ができる」

 

 

そう言い続け

悪口を言った事は

(ほぼ)ありません

 

 

 

 

 

 

 

当時、子ども達の前で

何事もなかったかのように

生活をするのが

 

本当に、本当に

苦しく、大変でした・・・

 

 

 

表面的には元気に

夫と普通に会話をし見送り

 

子ども達も学校に行き

 

 

 

 

一人になると涙が溢れます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚してから

 

文句も言わず

ワンオペで頑張り

 

転勤族の妻ならではの

孤独にも耐えていました

 

 

 

 

夫は頼れないので

頑張って人間関係を作り

 

 

 

・・・でも、転勤のたびにリセット

また人間関係の再構築

 

 

 

 

これを何度も繰り返しました

 

 

 

 

夫のお出かけも自由にさせて

 

 

結婚してからすぐの

セックスレスも

ずっと我慢していたのに

 

 

 

 

 

一人で頑張っていた私が

どうして

こんな目に遭うんだろう・・・

 

 

私の何が悪かったんだろう・・・

 

 

自分を責め続けました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話し合いの最初に、夫から

 

「相手の女性には

絶対に連絡をしないで欲しい」

 

と言われました

 

 

 

 

 

夫はこのW不倫が

どこかから漏れて社内で噂になり

 

出世に影響が出る事を

恐れていたのです

 

 

夫の勤務先は

社内不倫がちらほらあるようで

どこかからか

噂は流れてくるようです

 

 

 


 

 

 

 

 

私はこんな状況なのに

この相手の女性に

同情してしまったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

メッセージカードの内容の

 

「いつも向き合ってくれて

ありがとう」

 

という言葉

 

 

 

 

 

この女性もきっと、旦那様が

向き合ってくれないのだろうな・・・

 

 

不倫をするくらいだから

家庭内も険悪で

セックスレスなのかもしれない

 

 

 

 

なぜかこの不倫相手の女性を

 

「セックスレスだから

不倫をした」

 

そう勝手に、自分と少し重ねて

しまったのです

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん真相は

全然違っているかもしれなくて

 

 

手当たり次第

不倫をしている

女性かもしれません

 

 

 

ただ、当時の私は

 

真っ先に

そう思ってしまうくらい

 

セックスレスが辛かった

寂しい結婚生活だったのです

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな勝手な妄想で

相手の女性に同情した私は

 

接触しない事を承諾しました

 

 

 

同時にこの時、夫から

口止め料と慰謝料として

まとまったお金をもらいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不倫がバレた後は

コロナ禍も重なり、

出張がピタリとなくなりました

 

でも、飲み会は多少ありました。

 

 

 

 

 

遠距離不倫なので

気軽には会えないはずですが

 

 

相手の女性側の旦那様には

バレていないはずなので

 

本気で会おうと思えば

新幹線や飛行機で遊びにきて

 

夫が仕事終わりの時間から

飲み会と称して

2〜3時間は会えるはずです。

 

 

想像力が豊かな私は

そんな事まで考えてしまい

 

 

 

夫が飲み会と言った日は

 

夫の仕事を終わる頃を見計らって

夫の勤務先付近を

通りながら買い物に出て

 

本当に女性と会っていないか

確かめようとしたりしていました

 

現実は、そんな事をしても

夫と遭遇さえできませんでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が

 

「飲み会でさえ

疑わしいと思っている」

 

そう伝えると

 

 

 

 

飲み会の様子を

写真で送ってきてくれるようになり

 

女性がいない事を見せ

私を安心させてくれました