フランス旅行前に知っておきたいパリでのマナー 2 | Parisのちっちゃい柔道家meguguのブログ

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パリで柔道を教えているmeguguです。海外生活好きで20カ国以上を旅して現在は何となく来たパリでPACS中です。普段はのんびり絵を書きながらレストラン巡りをしています。食べることが大好きなのでグルメを中心にブログを書いています。よろしくお願いします^^

前回に引き続き


パリの常識 パート2 (11~15)


11.スパーには腐ったものや賞味期限切れてのものも平気で売っている
食べ物はもちろん、雑貨やお洋服も汚れていたり壊れていたりする物も当たり前に売っているよ。
その中でどれを選ぶかは自分次第!
買う時にはしっかりと品定めをして買おう!とにかく自己決定•自己責任の社会なのだ。🙄
そして、
商品は買う前に食べたり飲んだりしてもOK👍
これは外国あるあるだけど、売り物を買う前にその場で開けて食べたり飲んだりするのは全然ok! いくら食べかけでも最終的にレジさえ通せば問題無し!
*パリ以外では地域差もあるようなので注意して下さい。



12.レジの袋詰めはスピードが勝負
パリのスーパーでよく見かける光景。レジであたふたする日本人観光客とため息をつくフランス人たち。 
スーパーでの袋詰めは自分でするのだけど、日本のように専用スペースがあるわけじゃなくて、レジを通した商品をその場でどんどん袋に詰めていくという流れ。店員さんがレジに通し終われば直ぐにお会計💦。お会計が終われば例え袋詰めが終わっていなくても次の人のレジが始まる💦💦。
いちいち待ってくれない。
もたもたしていると自分の買った物の中にどんどん他人の物が流れ込んでくるという状況に陥るのだ。そしてため息をつかれるw😑
だからスーパーではとにかくスピードが大事!綺麗に詰めるのは後回しにして、とにかくどんどん袋に入れる!そして後から別の場所で詰め直そう。
豆知識
観光客が集まるPyramide 駅(ピラミッド)のモノプリには、店内0階(日本式1階)のパン屋さん横には誰でも使えるテーブルと椅子があってフリースペースになってるよ。



13.相席は当たり前
同じテーブルでも 一つの椅子に一人という感覚なので、混んでいる時には他の椅子に荷物を置くのは控えよう。譲り合い精神が大切😉。
例えば、カフェの4人席に1人で座っていると「ここ座っていい?」と話しかけられて相席になることがしばしばある。逆に自分がお席を探している時にも人が座っていない椅子があれば堂々と使ってok! それが当たり前👍。こんな所で遠慮は無意味だー😬、ジェスチャーでも十分伝わるのでしっかりとコミュニケーションをとって気持ち良く楽しんでね。



15.時には残すという選択肢が正解
「のこすのはもったいない」確かにこの考えは正しいし素晴らしいと思う!
 しかし、それはあくまでもそれができる環境にいる場合に限ったこと。

どういうことかというと、当たり前だけど、外国では外国人に合わせた量の食べ物が提供されている。そしてそれはほとんどの場合 日本人にとっては食べきれないほどの量が一人前として出される🤯。だから、そもそも「残さない」は胃的に不可能。それを意地になって残さないでいると逆にもっと失礼でもったいないことになるという場合が多いのだ。 

一品注文okのカフェごはんならまだ無理して食べきるのもありかもしれないけど、例えばフレンチのコース料理。 
最初からもったいない精神で食べ切り続けると、必ずメイン1品目かその前の時点でお腹いっぱいになり その後のお料理はほぼ95%の日本人が残すという現状を見てきた。 

更に日本人の気遣いからかコースの途中で「もうお腹いっぱいで食べられないのでこの後の料理は抜きでデザートだけでいいです」と伝えてくれ と言われる、が... それこそ何て失礼な!そんなこと伝えられるはずがない。
そもそもコース料理はあくまでも コース全体で1つのお料理のようなもの。きちんと全体を通して構成され作られている作品なのだ。
それを途中でやめたいということは、大袈裟に言えば「あなたの料理は食べる価値がない」と言っているようなもの。
しかも いらないと言ってもコースなのだから必ずテーブルには運ばれてくる。それに例え全く手をつけずに下げてもらってもそのまま捨てられるだけ。結局ただ残すよりもたちが悪い。
それなら初めから計算して、少しずつ残しながら最後まで全ての料理にきちんと口をつけるのが礼儀。 
相手も「とても美味しいけどお腹いっぱいなので食べきらない」と言われれば全く嫌な気はしない。
ということで、自分のこだわりや価値観は時に逆の意味になってしまう事もあるので"郷に入っては郷に従え!!"

注意 
フランスでは人とシェアして食べる文化じゃないから1人1つは必ず注文が必要☝️。
食べきらないからといってお料理を1つだけ頼んでみんなでシェアというのはマナー違反。もしもどうしてもシェアしたいと言う時にはお席に付く前に「シェアしてもいいですか?」と伝えてからお店に入ろう!
ご飯時は追い出される事があるから避けた方が良いよ🙁!



15.愛想笑いは勘違いを招く
パリジャンは例え接客中でも愛想笑いをしない。自分が楽しいから笑っているだけ。 笑いたくない時や嫌な時には絶対に無駄な笑顔は使わない。だから日本人が無意識にしている愛想笑いは時に他人を勘違いさせてしまうので注意が必要!

特に若い女の子へ。
ヨーロッパではナンパは気軽な文化のようなもの。日本のように「よし!ナンパするぞ!」という意気込みで本気ナンパをしてくるような人は滅多にいない。日本人を見つけるとなりふり構わず話しかけてくる人もいる。優しめに断ってもそう簡単には折れない。
こんな時、愛想笑いをすると イコールOK ということになってしまうので注意!外国人に対して愛想笑いは通用しない。嫌なら嫌で無駄な笑顔なんて見せずにきっぱり No! と断ってそれでおしまい。
ちなみにもしもパリジェンヌなら「気持ち悪い、うせろ」くらいの断り方をする😅 だから日本人の優しい断り方じゃ本気感が全く伝わらなくてむしろ「いけるんじゃん?」と思わせてしまうんだね。

頭にくるけど外国人の中に「日本人=尻軽」というイメージがあるのは事実。 その原因は愛想笑いやNoと言えない日本人の性格が大きく関係しているようだよ。
変に愛想笑いをすると「日本人=尻軽オンナ」と言うイメージに丸○を付けるようなことになるので注意が必要!

豆知識
更に、ヨーロッパ人的には誘いに乗った時点で セックスOKという意味。「こんなはずじゃなかった」なんて思っても自己責任。後悔をしないためにも選択は慎重にね!

もちろん女性だけではなく、パリでは女性から男性へのナンパや、ゲイ文化も定着しているため男性から男性のナンパも当たり前。その気がないならそれなりの態度で接するように! 「思わせぶりは相手を傷つける」は世界共通だよね。


以上~~~

フランス旅行前に知っておきたいパリでのマナー

でしたぁ😃