お料理教室ヴェール エクラタンの若井 めぐみです
みなさん、「ガレット・デ・ロワ」ってご存知ですか
毎年公現祭(1/6)に食べる、パイの中にアーモンドクリームを入れて焼き上げたフランスの伝統菓子
中に「フェーブ」と呼ばれる小さな陶器を忍ばせておいて、切り分けて食べた時にそれが当たった人が王様になり、幸運を手に入れる事ができるという年の始めの運試しゲームができるお菓子なんです
日本ではあまり馴染みがありませんが、フランスだと、1月はどこのお菓子屋さん(パン屋さん)でも作っていて、いろんなところのものを食べ比べたり、フェーブを集めたりするのが楽しみになっています
私も、もう10年前になりますが、フランスのお菓子屋さんで働いていた時には、もちろんお店でも作りましたし、同じ店の仲間と一緒に他店のものを買って持ち寄り、楽しんだりしました
楽しかったなぁ…
そして、その味も大好き
シンプルなパイにアーモンドクリームを入れて焼く。シンプルイズベスト
もう、焼き菓子の極みじゃないかなって思います
私の働いていたお店はパリの流行りの店だったので、アーモンドクリームをフランボワーズ味にしてみたり、チョコ味にしてみたり、色々と変わった味のものを作っていたのですが、私は素朴でベーシックな味のものが一番好きです
さて、今年のガレット・デ・ロワですが…
今年は神戸屋さんのものにしました
昨年末に神戸屋さんの方とご縁があって知り合い、その方のSNS投稿で神戸屋さんでもガレット・デ・ロワを作っていることを知り、とっても美味しそうで
買って帰り、すぐに我慢できず食べちゃいました
神戸屋さんのガレットは、外さない定番のシンプルな味
パイはサクサク、アーモンドクリームはしっとりとしてアーモンドの香りとほんのり洋酒の香りが漂います。
美味しくってサクサク軽いのでいくらでも食べられちゃいそう
日本では陶器のフェーブを中に埋め込む事が出来ないので、フェーブを別にして切り分ける前に下から埋め込んで下さいってお店もあるのですが、なんか無理矢理感があって好きじゃなく…。
その点、神戸屋さんのものはフェーブの代わりに栗が入っているので安心で嬉しい
ちゃんとフェーブも別についてます
切った場所が悪く、栗が断面から少し見えてしまいましたが、選んで一気に食べれば問題なし
というか、主人が選んだものに栗が見えたので私に交換してくれたのでした
今年も美味しいガレットが食べられて大満足
(でもあと何回か食べたいな 笑)
ちょうど今日が公現祭
みなさんも見かけたらぜひ購入して運試ししてみてくださいね