82病日目 またも胸水穿刺(4回目) | 猫の心筋症闘病記 ~めぐちゃんのあんよ~

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肥大型心筋症とそれに伴う血栓症から下半身不随になってしまった16歳老猫との生活

余命は長くて90日と言われても 111日頑張った記録

内服をどうするべきか悩みましたが、やっぱり強心剤も利尿剤も増やしたほうがいいと思い、強心剤をいつもの倍を。利尿剤はセカンドオピニオン(のつもり)でかかった獣医さん処方のものを飲ませました。

今朝出勤するときは、めぐの具合は特別悪いってかんじもなく。
でも心配なので、酸素テントに入れて出勤。

帰宅して、酸素テントの中のめぐを見てみると、呼吸はやはり多少は荒いものの、大きく変わった様子はなく。
ただいまーって抱き上げて、ベッドの上に置いたところ… 急に努力呼吸に。
しかもかなりの努力呼吸で、今までに見たことがないくらいに呼吸が悪い感じ。

いつもの獣医さん(主治医)に行くには遠いだろうし。
セカンドオピニオン(のつもり)でかかった獣医さんは…なんだかちょっと悩むし。

すぐ近所に行ったことがない動物病院があるのですが、さすがに飛び込みで行くには勇気が要る。
ってことで、一応評判をネットでチェック。
私が聞いていたのはいい噂しか聞かない病院だったのですが、ネットではあまり良いことは書かれておらず。
まぁ、ネットの口コミなんて、そんなものなのでしょうが…。
でもさすがになんだか選択できず…。

で、明日電話してみようと思っていた、以前1度だけかかったことのある動物病院に電話してみました。
そこは、私が点滴を入れすぎてしまったときにレントゲンを撮ってもらいにいったところなのだけど。
腕は分からないけども、すごく印象の良い獣医さんだったので。

電話をして事情を話すと、「胸水穿刺は危険を伴うし、急変することもある。そういうことも理解してるのであれば穿刺するくらいは簡単なのですぐにいらっしゃい」って。
うーむ。 やっぱり優しい先生だわ。

動物病院につくと、カルテを色々と見ている先生と受付の女性。
名前を聞かれて、私とめぐの名前を伝えて… でもまだカルテを探している先生たち。
診察券は?と聞かれて、診察券を出すと、大慌てでカルテを抜き取り、すぐに隣にある診察室に案内されました。

ケージから出しためぐを見ると、思い出した様子。

うむー。
めぐは片目で特徴があるからなぁ…。

再度、穿刺の危険性を確認され・・・たので、そんなに危険な処置なのか?というのも改めて確認。
処置するのに必要な物品だけ揃えられていたので、心配なのでエコー下でやってほしい要望を伝えると快く承諾してくれました。
でも、その先生曰く、別にエコー使わなくても大丈夫らしいのですが…。

私はナースだし、処置を見ているのは平気なのだけども、先生サイドからしたらやりにくいのか?
それとも気を使ったのか、待合室で待つことに。

でも、小さな病院で、待合室と診察室はドア1枚あるだけで、処置中の様子がなんとなく伺えて安心。
注射器から水を出すような音が何度かしたので、やっぱり結構たまってたんだな…と思いました。

しばらくして診察室に入るように言われて、抜いた胸水を見せてもらいましたが、その先生も仰っていましたが、まだそんなに胸水の状態は悪くはないっていうか。
すごく出血していたり、感染を起こしていて濁っていたり、タンパクが出すぎて白濁していることもなく。
ただ、穿刺の最後のほうでは、ピンク色になってるから多少の出血があるねって。
「右が60ccで左が100ccだから、主治医の先生に伝えてね」って。

で…
昨日、心臓外科で有名な病院にかかった時のことを伝えて、今後どうすべきか悩んでるってことを相談してみました。
もとの主治医に相談しようかとも思ったのだけども… 全く関係のない第三者からの意見のがいいかなって思って。

昨日セカンドオピニオンでかかった病院も、院長先生はすごく名医で知識も技術もすごい大先生。
でも、お勤めしている他の獣医のレベルが幅広い。
緊急でかかった時に、たまたま出来ない獣医に当たるかもしれない。
それに比べて、今の主治医の病院は、もちろん主治医は循環器では大先生と言われている方なのだけど、スタッフのレベルが非常に高い。
もし主治医の先生がいなくて、他のスタッフの獣医に当たっても安心してみてもらえるので、どちらに通おうか悩むのであれば、間違いなく今の病院に通うのが正解。

内服に関しては、増量したほうがいいかもしれないってこと。

「緊急対応はうちでしてあげるからね」って言って下さいました…。

ほっとしました。本当に。
とりあえず、この病院の診察時間内であれば、だけども、何かあった時の行き先が1つ出来ました。

お会計も、2分ほどでささっと伝票を書いてくれて、いくら請求されるのかと心配ではありましたが、再診料が600円と、処置料で3000円
安くて安心しました。



ほっとして帰宅しましたが、めぐがやっぱり元気がない。
呼吸も思いのほか落ち着かないし。

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でも、段々と落ち着いてきて、めぐーって呼ぶとゴロゴロ喉を鳴らすように。

良かった。
少しは元気はあるみたい。

しばらくすると、置いておいたお刺身も、少しですが食べれました。


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・・・昨日のエコー8000円はなんだったんだろうか。

今日は、エコーも穿刺もして3000円…なのだけども。

いつもの病院もそれくらいの金額なので、やっぱりこれくらいの金額が相場なのかもしれません。



明日、夜勤から戻ったら、いつもの病院に連れて行ってみます。
夜勤の間、モヤモヤしてしまいそうです。