現実を受け止めなくちゃ。

という気持ちもないわけじゃない。

 

でも、なかなか、書けなかった。

 

 

 

でも、薄れることはないと思うけど、

記憶が曖昧になるのも嫌なので、

ちゃんと記録というか、

ブログを使って、残しておこうかなと。

 

 

 

 

 

 

 

遡ると、違和感を感じたのは、

8月30日(月)

 

もう2週間前なのか。

 

 

 

 

ココの呼吸に違和感を覚えて・・・

その前も、たまーに、咳をしてた気が

したんだけど、

風邪ひいたのかな?

近々病院に行くから、大丈夫かな。

って思って、様子を見て過ごしてたんだけど、

 

 

なんか、呼吸は、すごく気になってた。

 

 

 

その日も、抱っこしてご飯は、

ちゃんと食べてくれた。

 

 

お母さんが帰宅して、

呼吸のことを話したんだけど、

いつもと変わらないんじゃないかと、

お母さんが言うので、

いつも一緒にいるお母さんが言うなら、

大丈夫かなって、

簡単に考えてしまった・・・

 

 

 

8月31日(火)


 

土手まで行くというから、

少し長めの散歩コースうぃ

ゆっくり歩いた。

 

 

帰ってきてから、

ご飯は、食べてくれたし、

薬もちゃんと飲んでくれた。

 

傷口の消毒も、

おりこうさんにさせてくれて、

だいぶ、お腹もキレイになってきてた。

 

 

 

 

とにかく、なんだか苦しそうで、

明日病院に行くことに。

 

 

 

 

 

 

9月1日(水)

 

 

急いで帰って、ココを病院へ。

 

向かう車の中で、

いつも甘えたりしないのに、

あたしに甘えてて・・・

 

相変わらず、呼吸は、

なんだか、苦しそうで。

 

 

そのころには、咳が出なくなって、

ただただ呼吸が、早くて浅かった。

 

 

聴診器をあてて、

胸の音を聞いてくれて、

 

 

熱があったから、

抗生剤の注射をしてもらって、

傷口は、消毒を。

 

 

 

抗生剤で、熱が下がれば、

呼吸も楽になるはずだと。

 

もし、変化がなければ、

肺に、ガンが行ってるかもしれないと。

 

 

わずかな期待をしつつ、帰宅。

 

 

この日も、ご飯は食べてくれた。

 

 

 

 

 

 

9月2日(木)

 

 

 

ブログにも書いたと思うけど、

急に不安が襲ってきて・・・

 

 

家に着くなり、

ココが、出迎えてくれた姿を見て、

号泣・・・

 

 

散歩に行っても、なんだか、

苦しそうで・・・。

 

いかなくてもいいよって、

言ったんだけど、

散歩には行きたかったみたいで、

途中まで行ったけど、

歩けなくて、立ち止まっちゃって、

 

かわいそうだったから、

抱っこしていつものコースを。

 

 

でも、途中で引き返して、

ゆっくり、時々立ち止まりながら、

お家まで自力で帰った。

 

 

 

 

この日は、やたらお母さんのそばに

いたがった。

 

 

苦しそうだから、

必要以上に、そばにいかないように、

気を付けてたんだけど、

 

 

 

この日、薬を拒否。

 

ご飯も、食べたくないみたいで、

何も食べずに、氷と水ばかり。

 

ただ、水を飲む勢いがすごすぎて、

むせないように、

勢いをとめながら飲ませてた。

 

 

 

呼吸は、変わらず・・・

 

 

薬を飲ませて効いてきてから、

チュールを食べてくれた。

 

 

その時の写真が、これ。

 

このとき、ココの頭を撫でたら、

目じりに涙が・・・。

 

 

 

 

 

 

あたしが、ココに

帰るね。また明日来るからね。

 

って話しかけたら、

 

寝ていたのに、起き上がって、

いつも、見送りなんてしなかったのに、

あたしが、車で行くのを、

立ち上がって、顔を上げて、

お見送りしてくれた。

 

 

 

 

 

9月3日(金)

 

 

この日は、お母さんが先に帰ってきてて、

お母さんと散歩に行ってきたみたいで・・

 

あたしは、ご飯を食べさせるのに、

薬を飲ませようとしたら、

やっぱり、拒否ってて・・・

 

 

なんか、舌の色が気になってたんだよね・・・

 

 

 

病院に・・・って思ったんだけど、

時間が遅くて・・・

連れて行かなかった。

 

それが、ものすごく今となっては、

悔やまれるんだけど・・・。

 

 

 

 

薬を、口にすりつぶして飲ませて、

少ししたら、舌の色が

いつものピンクに戻ったから、

ホッとしたんだけど、

 

何も食べてくれなくて・・・。

 

 

 

 

 

薬が効いてきてから、

外に行きたいというから、

外に連れて行っても、

一歩も歩けなくて・・・。

 

それを何度もいうから、

散歩じゃなくて、

車に乗りたいのかなって解釈して、

 

ココと2人で、10分くらいドライブ。

 

 

 

助手席にお座りして、

たまに、窓にあごを乗せて、

楽しそうにしててくれたのを、

今でも覚えてる。

 

 

 

けど、もしかして、

病院行きたかったのかな・・・

 

 

いつも治してくれるおじいちゃんのとこ

行こうよって、訴えてたのかな。

 

 

 

 

家に戻って、調子が少し良かったみたいで、

チュールを2本。

 

 

何か食べると、呼吸がしんどそうで、

もしかして、誤嚥性・・・?って心配になったけど、

誤嚥性肺炎だったら、

抗生剤が効いたらよくなるはずだ。

と、思って、薬の力を信じた。

 

 

 

 

9月4日(土)

 

 

お母さんの方が、早かったので、

あたしが、お母さんちに到着した時には、

お散歩も済ませてた。

 

お散歩前に、家の中で、

もらしてしまったって、言って、

少々、ココが申し訳なさそうな顔をしてた。

 

お母さんの布団の上に、

ふせして、ながーくなってたから、

撫でに行ったんだけど、

 

 

なんか、やたら、体が冷たい気が。

 

 

あたしが、自分の場所に戻ろうとすると、

もう行くの?みたいな顔をしたから、

もう少しそばにいて撫でてたな・・・

 

 

 

朝は、必ず、薬を入れたチュールを

食べ続けてくれてたけど、

夜も飲ませなくちゃいけなくて、

そばに呼んだら、歩いてきてくれて、

 

でも、薬は拒否・・・

 

砕いて粉にして、歯茎に少しずつ・・・

 

でも、何か入ると、ちょっとしんどそうだった。

 

 

 

 

 

薬が効いてきたのか、

お母さんが、ココの好きなパンを少しだけ

口元にあげたら、受け取って、

 

もう少ししたら食べられるように

なるかもしれないねって、

薬が効くのを待ってたんだけどね。

 

 

 

あたしが、様子を見に行くと、

舌が・・・紫色になってて、

薬が効かないね。

大丈夫かな。って心配だったんだけど‥

きっと、効いてくれて落ち着いてくれると

信じてたから、

ココの好きなようにさせておいた。

 

 

おもむろに、おかあさんの布団の脇に

移動したから、あたしも心配で、たまらず・・・

頭を撫でに、そばに横になった。

 

 

 

【ココ、頑張れ。】って、言いながら、

頭から背中にかけて、何回も撫でてて。

 

 

ココも、いつものように、

あたしの腕にあごを乗せたりして、

黙って撫でさせてくれてた。

 

 

 

少ししたら、ココがおもむろに立ち上がって、

息も、はぁはぁしないで歩いて、

自分の小屋がある方へ、

いったんだけど、途中で、後ろ足がもつれて・・

 

 

え?!何?!どうしたの?

ココ、こっちおいで。って、

いつもあたしと一緒に座ってた長座布団の方を、

いおうとしたら、ココが自分で、そっちに歩き出し、

 

畳と、長座布団のわずかな段差で足がもつれて、

倒れた。と同時に、痙攣みたいになって、

顔がそっちゃって・・・

 

慌てて、あたしが、自分の足の上にココを乗せたとき、

聞いたことない声で、鳴いて・・・

 

 

ふっと力が抜けるのが分かって、

首が支えないとだらんとなってるのもわかって

 

恐る恐る、心臓の周辺を、手で撫でたら、

鼓動が止まってた。

 

 

 

 

 

今思い出しても、やっぱりまだ泣けてくる。

あの光景が、鮮明によみがえってくる。

 

お母さんは、ココの耳元で、

ココ!戻ってきて!!ココ!!

って、叫んでた。

 

 

 

あとから、お母さんに、その時のことを

確認したら、

あたしが、ココが鳴いた瞬間に、

【この声は、やばい!ココが死んじゃう!】

って、叫んだって・・・

 

そして、その後、

【心臓が止まってる。】

って言って泣き出したって言ってた。

 

 

 

ココが、何回鳴いたのかも

記憶に残ってなくて、

お母さんに確認したら、1回だけだったと。

 

 

 

 

気が動転してたのかな。多分。

 

映像とか、写真みたいに、場面はハッキリ覚えてるけど、

なんていうか、音声がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココは、最期の最後まで、

そばにいてくれた。

 

 

 

誤嚥性肺炎だったとしたら、

あたしの食べさせ方が、悪かったんだ。

 

あたしが、もっといろんなことを調べて、

もっと知識があったら、こんなことには・・・

 

って、今でも思っているけど、

いくら後悔したって、ココは、もう戻ってこなくて、

 

旅立ってしばらくは、

抱いたまま、泣いてたんだけど、

お母さんに促されて、

いつもココが寝てた場所に、

寝せたんだけど、

 

なんだか、こんなに穏やかに寝てる姿を

久しぶりに見たなと・・・。

 

きっといっぱい苦しかったし、

いっぱいつらかったし、

いっぱいいっぱい頑張ったよね。

 

 

 

 

体を、キレイに拭いてあげてた時に、

傷口を見たら・・・・・ふさがってて。

 

 

傷が、治りきるまでに、

ココの体がもたなかったのかと・・・

また、抱きかかえて泣いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最期まで、耳は聞こえていたのかな。

耳が、立ったまま・・・。

 

ココ、頑張ったね。偉かったね。

そういって、頭をなでてあげることしか、

もうできなくて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急いだわけではないんだけど、

次の日に、火葬の予約が取れて、

午前中には、火葬しました。

 

 

 

 

 

1匹ずつ、丁寧に扱ってくれる火葬場で、

今も、目に焼き付いてるけど

釜の中に入っていく瞬間が、

一番つらかった。

 

 

 

 

 

 

 

遺骨を、お母さんと二人で、拾って、

友達が届けてくれた鳩サブレの缶に入れた。

 

 

 

 

 

 

火葬場を、出るときに、偶然

車で流れた曲に、涙が溢れそうになって・・・

 

ミスチルの旅立ちの歌がかかったの・・・。

 

 

 

何この絶妙なタイミング・・・っていう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、ココは、最近全然は入れてなかった

自分のお家の中で、鳩サブレの缶に入って、

眠っています。

 

 

 

これだけじゃ、殺風景すぎて、

かわいそうだからと、

遺影もお母さんと決めて、

今は、写真も飾ったよ。

 

 

 

 

もう少し、違う感じになってるかな。

 

 

あたしの車に飾ってた、

ダッフィーとシェリーメイのぬいぐるみも一緒にいる。

 

 

 

 

 

 

 

骨壺を買って、

近いうちに、鳩サブレから、

新しいココのお家に

移してあげる予定。

 

 

納骨は、まだ先を予定してる。

 

もう少し、一緒にいたいから・・・

 

 

 

 

 

 

虹の橋のお話、読んだら読んだで、

ココ、一人で行けるかな。

寂しがりだから、一人で鳴いてないかな。

って、心配になっちゃうけど、

みんなと楽しく走り回ってくれてたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

日数を数えてみたんだけどね、

49日は、10月22日で、

 

 

100日が・・・

ちょっとびっくりしちゃって。

 

そんなことってあるんだと。

 

 

 

 

100日目は、

まさかの、お母さんの誕生日・・・・。

 

 

 

 

 

 

ココ、お母さん大好きだもんね。

お母さんと一緒にいたいんだね。

 

 

 

あれ?あたしは?とか

いわないからね。我慢する。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んでしまったことに目を向けるのではなく、

生きていたことに目を向ける方がいい。

 

そう、何かに書いていて、

それを見てから・・・

 

 

ココの写真だったり、動画だったりを、

1日の内に何度も見返してる。

 

みないと、寂しくてどうにかなりそうで。

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐは、お母さんが心配だったけど、

今、お母さんは、落ち着いてきたので、

ちょっと、あたしとしては、安心してるんだけど、

 

自分が、なかなかしんどいことに、

ふと気が付いて・・・。

 

 

 

でもね、そんなんばっかり言ってられないから。

 

 

 

 

初七日に、作った動画

貼れるかなー。

 

 

 

 

 

 

なんか、すっかり長くなってしまったけど・・・・

 

 

 

これが、ココの最期のお話。

 

 

 

時には、妹のように甘えて、喧嘩して、

時には、姉のようにそっと寄り添ってくれて、

時には、親友のように一緒にはしゃいで、

大切で大切で、愛しくて仕方なくて、

心から愛してました。

 

 

 

命日は、9月4日ではあるけれど、

数字が、なんか嫌だから、あたしと母で、5日とすることに。

 

 

 

 

 

  ハートCOCOハート

2009.10.10~2021.9.5

Jewel of a treasure

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DEAR  ココ

 

 

生まれてきてくれて、ありがとう。

出会ってくれて、ありがとう。

 

家族になってくれて、ありがとう。

 

たくさんの笑顔と、幸せをくれて、ありがとう。

 

 

そして、

最期の最後まで、頑張ってくれてありがとう。

 

最期の瞬間まで、そばにいさせてくれて、

本当にありがとう。

 

 

大好きだよ。

 

 

虹の橋のたもとで、待っててね。

今度会えたら、絶対に離さないからね。

 

 

 

Forever in my heart…♥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココ、会いたいよ・・・

 

 

 

 

 

(´;ω;`)