こんばんは
長男の担任の先生の話、ムダに長くてスミマセン
嫌いだと思ってたのが長男だけではなかった。クラスメイト(男子)数名が、なんと校長室に直談判に行った、その結果どうなったかということですが、
校長先生にかる~くあしらわれておしまいだった
んですって。
長男「委員会活動で校長先生に用事があって校長室に行ったことあるけど、その時だってものすごく緊張したから、彼らはよほどの勇気を振り絞って行ったと思うよ。
なのに簡単なテキトー返事で終わらせられて、すごい悔しいって言ってた。
あの担任に不満って僕だけじゃなかったんだ!って嬉しかったけど、校長先生は酷いよ!!ほんと腹立つ!」
って言ってました。
なるほどね………。
さもありなん。
校長先生に直接訴えれば、何かが変わるかも!!?って思った子供の気持ちも分かる。
それが簡単にいなされてしまった衝撃もすごく分かる。
でも一方で、そんなことをいちいち真に受けるわけにはいかないし、何かをその場で約束するわけにもいかない(相手は子供だからどんな誤解釈されるか分からないし)という校長先生の感覚も分かる………。
けれど、すごくいい機会だなと思ったので、なぜ彼らが行動を起こしたのに上手くいかなかったのか、
自分たちより力のある側の物事を変えたいと思ったら、本当はどんな準備や行動が必要なのか、
そういう話をしました。いつか役に立つときが来るかもよ。中学校のブラック校則(←あるかどうか知らないけど)を変えたいとか、行事のやり方を変えたい、とかね。
ついでに、今、長男は家庭学習で歴史も勉強していますが、「なんのためにこんなこと学ばなければいけないのか」の話にも繋がりますね。
日本や世界の「現在」を理解するには、当然これまでの「いきさつ」を分かっていなければならない。
というのが一つですが、もう一つ、
日本や世界の前例を知り、比較研究することで、現在の私達がどのように行動するのがよいか考える糧にすることができる。
今回のクラスメイトの失敗はこの二つ目ですね。規模が違うけど。