こんばんは


皆さん今日からの脱マスク、いかがだったでしょうか?


実は私、ホンの数日前に知りました(恥)。すっごくウキウキしてたんですが、よく考えてみると花粉の季節なのでマスクは手放せず………チュー私はもう少しだけ先になりそうです。そしてマスクは常に持ち歩き、その場の混雑状況などによって気になるときは臨機応変に着けられるようにするつもりですニコニコ









さて、もうすぐ子供達は修了式ですね~桜

少し前に知ったんですが、長男、担任のことキライだったそうです。

はじめ、「30歳少しの、妻子アリの、サッカー大好き、笑い大好きな先生で、お陰でクラスが明るく笑いが絶えない」と聞いていました。
また、授業も主に、クラスを班に分け(勉強できる子と苦手な子がバランス良く散るよう、席替えは常に担任が全部決めるそうです)、配ったプリントを元に教え合いをさせるという話も聞き、とても意欲的に教育活動する先生なのねと思っていました。こういう生徒の主体的学びを導く指導って、ものすごく準備や手間が必要だからです。

でもある時その担任が「俺、勉強大っきらいなんだよねー」と発言したのをきっかけに、長男の中で疑問が湧き始めたんだそうです。

以下、長男の話↓



授業中は冗談やおふざけが多く、ロクに説明しないで教え合いさせる。算数とか分からない子達がもうかなりやばい状態になってる。でもそういう子達に限って先生と一緒になってふざけてて、やばいって気づいてない。

社会は特に、プリント配って「班ごとに教科書見ながら書き込め」ってのばっかりで、先生が説明してくれることなんかほぼない。みんながやってる間、先生は班をまわりながらふざけ仲間の子達にちょっかい出してしゃべってる。

クラスの係活動でクイズ係というのがあって、普通は学期に数回の特別なお楽しみ会なんかでやることだと思うのに、授業時間があと15分くらい残ってても
担任「うーん、中途半端に時間余ったなあ。クイズ大会にするか?ウインク
子供達「やったー!イエーィ」
ってしょっちゅうなる。最近、さすがにやり過ぎだと思う。



極めつけが、天気悪くて外で遊べなかった休み時間に、学校の図書室で借りた「プロジェクトX」の本を読んでたら(←すごい面白いそうです。長男が読んだのは、何かの農作物の品種改良に挑んだ人の話だとかで、感動して話してくれました)、先生がやってきて、
担任「お前何読んでんの!?プロジェクトXぅ〜!!!?ブワーッハッハッ!!まじかよ!!この間もお前がそういうの読んでるって職員室で〇〇先生に話してさー、二人で爆笑してたんだよ」
と言われたそうです。

長男「フツーにとっても面白いのに、何をあんなに笑うのか本当に意味が分からなかったムカムカこういうものの面白さを理解しない人だよなって思ったらもう嫌になる」



勉強が好きでない生徒に寄り添おうとして、「自分も勉強嫌いだ(った)」という先生いますよね。言ってもらって嬉しく思う子もいます。

勉強が嫌いという思いは自由です。嫌いなあなたでもいいよ、というのも大切です。

でも大切なのはその言葉に続きがあることです。私は
「勉強は面白いんだよ。一生懸命やってごらん。知らなかったことを知ること、できなかったことができるようになることって、すっごく楽しいんだよ」
と声を掛けたいと思っています。


教育者なら、「嫌いであることと努力しないことは別だ」ということを理解していないといけないと思います。生徒から見て明らかに先生自身が面倒くさがっているなんて………。

それに、知的好奇心の低い先生というのも生徒にしてみれば残念ですね。
授業中、内容に関連した話などをしてくれたり、「これに関してはこんな本が面白いから、今度ぜひ読んでみるといいよ」なんて話が広がったりすることなんか一度も無いそうです……。



ブログ始めた初期の頃に、私立中に行く必要性が無いという趣旨のことを書きましたが、

長男が高学年になり精神年齢も進んできた彼の様子を見たり、こんな先生の話を聞いて、最近少し考えを変えましたチュー

私立中にはそういう意識の低い先生は少ないでしょうし(進学率を上げたい私立が、目指す生徒層に見合った先生を採用試験で競争させ、受かった先生しかいないから)、生徒たちもある程度のレベルに揃えてあるから、授業も公立よりかなり興味深い、面白いものだろうと思います。

こういうことを考えると、「中学受験は必要無い」とも言い切れませんね!!プンプン