先月10月24日にIELTSのテストを受けて、何回かにわたってその体験記をブログにアップしてきましたが、今回はその番外編です。受験期の最後に、「近いうちに、どういう勉強をしたかなどをアップしようと思います」などと書いておきながら、もうずいぶんと時間が経ってしまったのですが・・・。
まずは、まったくその後の結果をブログで触れないために、「ひょっとして結果が悪かったのかしら」などと心配して下さっている方もいるようなので(笑)、テストの結果をご報告。
無事、スコア6.5、取れました~~。きっかり、6.5。10年以上前に受けた際のスコアが6だったので、その後の仕事等で見込まれた上達に老化現象を勘案したとしても、できたら7、取りたいと思っていたので、その夢は叶いませんでしたが、まぁ、とりあえず、必要なスコアはクリアできたので、OKなんじゃないでしょうか。なんにしても、試験に向けての勉強を始めたのがテストの3週間前、しかも週末は娘がいて無理だし、仕事がある日も無理だし、なんて甘いこと言って、仕事のない平日の2日間を勉強に充てただけなので、賞味6日間程度の勉強期間。できたらスコア7取りたいなんて、ちょっと虫が良すぎたかな、とは思います。反省。
それにしてもショックだったのは、そのスコアの内訳。総合のスコアは、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの各々のスコアを平均して出されるわけなのですが、以前から苦手と言っていた通り、まぁ、スピーキングが足を引っ張りまくってました。
リスニング=7、リーディング=7、ライティング=6.5、とここまではなかなか良かったのに、スピーキングがまさかの5.5。リスニングやリーディングなら、ちょっと集中して勉強すればもっとスコアが上がる可能性があるけれど、スピーキングってなにげに一番スコア上げるの難しい気がするし。特に私の場合、「緊張してパニックになる→間を空けちゃマズイので、もっと焦る→(おそらく)文法や時制のミスを犯す、もしくは言いたいことを忘れる」という負のスパイラルに陥ってしまうパターンなので、きっと場数を踏むしかないんだと思うのですが、普段の日常会話でそんな真面目に論じる機会って、そもそもほとんどないし。
さて、では、テストの3週間前、というギリギリになってからやっと勉強を開始した私、どのような勉強をしたのか、参考までに書いてみようと思います。
もっと時間に余裕を持って計画的に勉強を進める場合は、おそらく、新聞や何かのパンフレットなどを読み、分からない単語を調べ、英文読解に慣れ、且つボキャブラリーを増やしていく、という勉強法が有効なんでしょうが、直前になって勉強を始めた私にはもうそんな悠長なことをやている時間はありません。読解力やボキャブラリーは今持っている実力のみで勝負することにして、ただひたすらIELTSの過去問をやりました。IELTSの過去問は、すっごい古いの(リスニングのCDつき)を主人が何冊か持っていたのでそれと、あと最新のものは市立図書館で予約して借りました。
ライティングに関しては、過去に出されたトピックを見て、自分だったらどういう内容で書くかな、とちょっと考えてみてから、模範解答を読んでみることはしましたが、特に書く練習はせず。なぜなら、書いても、それがどの程度のレベルか、どこが間違っているかを指摘してくれる人がいないので、意味がないと思ったから。だったら、その時間を使って、ちゃんと答え合わせができるリーディングやリスニングの勉強をしたほうが効率がいい。
リスニングはひたすらCDを聞いて、過去問を解く。終わったら答え合わせをして、もう1回CDを聞き直す。耳を慣らすため、というのもそうだし、あとは、聞く必要のない箇所や問題に目を通すための時間等をいかにうまく使って、先の内容に目を通しておけるか、という訓練も大事だと思うから。これが以外と難しくって、「10番~20番までの問題に目を通しましょう」と言ってたのに、先走りすぎてさっさと目を通し始めた結果、勝手に10番~15番までだと思い込んでいて、15番から先を全然目を通してなくて焦ったり、目を通す時間が足りなかったために、いざCDが話し始めても、全然答えがわからなかったり(問題がそもそもよく分かってないから)しちゃうんですよね。
また、テスト前半は、電話でのやり取りを聞いて、その中から時間や電話番号、名前のスペルなどの情報を聞き取って、それをそのまま書き込めばいいだけなので簡単なのですが、後半になってくると、だいぶ難易度が高くなってきます。リスニングのテストはアカデミックもジェネラルも一緒なので、内容がアカデミックっぽく、何かの研究などの内容になってくる上に、問題の聞き方も、CDでの会話に出てくる言葉そのものではなく、違う表現や単語に置き換えられていたりするので、聞き逃して、「まだここの答え、言ってないな」と思って聴き続けているうちに、うっかり次の問題の答えも聞き逃してしまい、そのあとは総崩れ、という事態も起こり得るわけです。正直、何回聞いていてもクリアにならない部分もありましたが、なにしろ時間がないので、ボキャブラリーを1から増やしているヒマはなく、ひたすら過去問をやってテクニックを磨く、そして、前半の簡単な問題は、1問も漏らさず正解できるよう集中する、そして、単語で答える問題に関しては複数形の有無などのケアレス・ミスに注意する、この3点に集中しました。
また、もう1点、重点的にチェックしたのは、会話の内容が要約されていて、その中の穴埋めをする問題。この場合も、例えば、会話では“You need to speak more slowly”と言っていたとしても、要約文の中では、“-bigger audience requires ---- speech”となっていて、この----を埋めるには、この会話中のslowlyという副詞を、slowerという形容詞に変えなければいけないわけです。今、こうやって文章で見ると、そんなの当たり前だし、簡単に感じますが、これが時間の限られた中で、しかも片方は耳で聞くだけ、という状況になるとけっこう見逃してしまいがち。余った時間で、こういうミスもチェックするよう心がけました。
さて、それでは今度はリーディングの勉強。・・・と行きたいところですが、またいつものごとく、ずいぶんと長文になってしまいましたので、一旦ここで締めさせていただきます。続きはまた後日ということで・・・。
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