前に一度行ってみたいね、と言っていたカフェを思い出し、お友達と横浜へ行くことに。お目当てのカフェは11時オープンなので、早めに待ち合わせて横浜でモーニングして、10時くらいに横浜駅から歩き始めました。

 

 

横浜駅からハンマーヘッドまで普通に歩くとおそらく30~40分。でもね、歩いているとあの店なんだろうね。あら、崎陽軒の本店発見、ちょっと入ってみようか。コスモワールドが青空に合うね~、あ、カップヌードルミュージアムだ。せっかくだからグッズみようか、なんてやっていたらあっという間に時間が経ち。カップヌードルミュージアムの時点で11時過ぎ。

 

 

今日のメインのカフェのオープンは11時。慌てて向かってハンマーヘッドに到着したのが、11時半くらい。行きたかったお店は、鎌倉紅谷さんの「KURUMICCO FACTORY」おせんべい好きな私は甘いものは得意じゃないけれど、作っているところを見るのも好きだし、ここのリスのキャラクターが可愛いのできっとグッズも売っているだろうと思って来てみたかったのです。



到着したら、ショップで限定販売しているくるみっ子の切り落としはすでに完売。えぇぇぇ~!?オープンして30分で??おねぇさんに聞いてみたら、土日は10時オープンだったらしく、でもそれでも1時間半で完売って…。お土産で買いたかったのでショック…。と、思っていたらカフェの方で販売されているカップに入った切り落とし(クルミミカップ)はまだあるとのことで、カフェはしようと思っていたのでテイクアウトでそのカップは買って帰ることに。

 

 

レジで並んでいるとすぐ向こう側ではクルミっ子を作っている様子が見れます。皆さん慣れた手つきで黙々と作業されていて、それに見入ってしまう。そしてお店の壁がね、ところどころクルミっ子のようになっていて、たまにあのりすちゃんもいたりして結構長い時間並びましたが、所々にあるお店の遊び心で楽しませていただきました。

カフェタイム。むさちゃんはパフェ、私はチーズケーキを注文。どちらもクルミっ子が入っています。テイクアウトの切れ端も無事に購入できました。

 

 

もちろん、グッズも♪トートバッグに珪藻土のコースターを購入。ブランド物のバッグとか化粧品とかは興味ないけれど、こういうグッズは買ってしまう。写真が暗いのですが、リスの可愛いバッグ照れ

 



横浜らしい海と船の景色を見ながらのカフェタイム。



ハンマーヘッドにはこれまた有名なお菓子、「ハーバー」あって、ここでしか作れないオリジナルのパッケージなんかもあって、ついついやりたくなりましたが、ここはグッと我慢してさっきグッズを見るだけに立ち寄ったカップヌードルミュージアムにもせっかくだからちゃんと入ろうと予約してきてしまったので、急いで戻ることに。

 

カップヌードルミュージアムって子供連れのご家族でいっぱいだったのですが、入って本当によかった。歴代のカップヌードルや色んなカップ麺の包装をみるのも懐かしくて楽しいのですが、日清の創業者安藤百福さんのストーリーに衝撃を受けました。


早いうちにご両親を亡くされた百福さんがですが、若い頃から様々な事業を展開されていていました。でも失敗もたくさん経験し、そして47歳の時には事業が失敗して全財産を失ってしまいます。ですが百福さんはそこで終わらない。失ったのは財産だけじゃないか。今までの経験はある。何ができるのか、何かできることはないか、閃きと持ち前の向上心で47歳から新しいものに挑戦。ラーメンの知識がほぼない状態から、「チキンラーメン」の開発を始めます。そこから1年でチキンラーメンが完成。

知識ない人が1年で開発ってすごすぎる。
チキンラーメンができたのは48歳。

そこからも色々奮闘し、当時高いというイメージだったチキンラーメンを爆発的に売るための試行錯誤、そしてアメリカへ売り込もうとして現地で閃いた、カップヌードル。カップヌードルが誕生した時の百福さんは61歳。普通なら定年間近でみんな仕事量を抑えていく時期です。

そして更に宇宙食の開発を成し遂げます。宇宙食「スペース・ラム」を開発し、完成させたのが百福さん95歳。96歳で亡くなられたのですが、亡くなる直前まで仕事をされていたそうです。




百福さん。すごいかっこいい。衝撃と感動したカップヌードルミュージアム。と同時に考えさせられました。

 

私はまだ百福さんが一文無しになって、チキンラーメンの開発をやろう!と思った年齢の47歳よりも若い。私、このままでいいの?なにかやりたいことなかった? 色んな意味でブラック企業だった会社をやっと卒業し、HIYORIの仕事を自分のペースでやりながら、でもお小遣いも欲しいので地元でお手伝いもしつつ~、と穏やかにな流れの中で居心地いい日々を過ごしていますが、でもね、あれ企画してみようかな、なにかもっとできないかなとはいつも思っているんです。思ってはいるけど、でもこの現状のままでも何も不都合はなくて、とくに不満もないから、このままでもいいかなと思う日々。でも、なにかやりたい、というのもどこかにあって…、の状態だった私にとってとても刺激となりました。

百福さんのバイタリティあふれるエネルギーと底力、年齢は関係ない。なにか新しく起業するとかではなく、勉強してみたかったこと、やってみたかった習い事・趣味、前から少し話にでていた新しい企画。ちゃんと考えて行動に移そう、と思わぬところで刺激を受けた日でした。ただの散歩とカフェの日でしたが、とても収穫があった1日。むさちゃん、ありがとう~♪