【 見た目は似ている『角出し』と『銀座結び』 でも、ここが違います。】
前回は見た目の違いをお伝えしました。
今回は、もう少し中身の違いをお伝えします。
◆角出し
・江戸時代に考案された結び方。
・ 昼夜帯、丸帯を使う。
・自分で結ぶのが難しい。
・帯揚げや帯締めは使わない。
・引き抜きという結び方で締めるため、
お太鼓の柄が上下逆、タレが裏面になります
◆銀座結び
・大正時代に考案された。
※ 銀座のママさんが角出しを簡単に結びたいと考案され、『銀座結び』となった。
・袋帯、名古屋帯を使う。
・帯揚げや帯締めを使う。
・お太鼓柄も上下逆にならない、
タレは表面がでる。
角出しの結び方
帯は結んで引き抜く、タレ先が裏になる。
柄も上下逆になります。
手先とタレ先でもう一度中で結ぶ。
銀座結びの結び方
帯は結ばず、ねじります。
お太鼓結びと似ており、帯揚げを使ってお太鼓の山を作ります。タレも表がでる。
帯締めを使って、形を作る
柄も上下逆になっていません。
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平野恵未(ひらのめぐみ)です。
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