

何度も訪れた戸田うちわ餅店も物価上昇の波に呑まれ、ゴマだれのうちわ餅が10円値上がりの1本150円になりました。かつて倍の大きさだったうちわ餅が1本100円で売られていたのを覚えているので、明らかに材料が少なめで値段は高騰と強気の設定です。それでも他に無いので致し方ありません。
こちらも防衛でうちわ餅のゴマだれを保存して270円の秋餅に付けて食べるしかないのです。この秋餅は餅だけですが、ゴマだれを付けるとメチャクチャ美味くなります♫
うちわ餅は定休日の月曜日以外は毎日200本を作っているのですが、追加で作るようなことはせず無くなったら店じまいと言うスタンスです。まさに販売方法は殿様商売そのもの。
春先はよく売れて午前中に完売することも多いのですが、真夏や秋冬は夕方まで店が開いていることもあります。春によく売れるのは、弘前さくらまつりのお供に考える方が多いです。
藩政時代から400年以上も続いている城下町弘前は和菓子屋が多く、中でも餅を扱ったお店が数多くありました。しかし材料費の高騰と人件費と維持費が嵩んで閉店したお店も何件か出ています。お祭りに出てくる露天商のお餅も旨いので弘前にお越しの際は、是非和菓子屋巡りもされたら面白いですよ♪


