メンバー 松木ぽん太三味線担当。本名松本伝、1937年生まれ。福岡県出身。幼少時からヴァイオリンを習い、続いてウッドベースもマスター。浅草常盤座専属楽団員を経て、1958年からは天津羽衣の歌謡浪曲バンド「木の実グループ」で活動。
楽器は一通りこなす芸達者で、三味線の早弾きで場を盛り上げる。おかまキャラで、ネタでは必ず女性役を演じた。素通しのロイド眼鏡がトレードマーク。身長150cm。
二葉しげる
ギター担当。本名:丸石一則、1939年12月6日生まれ。コミックバンドのメンバーを経て、1964年に上京し二葉百合子や4代目天中軒雲月に師事する。1965年に松浦と共に玉川ゆたかに誘われ加入。コブシ回しが売り物。メンバーの中で一番背が低く「金も要らなきゃ 女も要らぬ 私ゃも少し 背が欲しい」という一節は玉川カルテットの代名詞となっていた。身長145cm。
松浦武夫
前ギター担当(甲高い声の合いの手も担当)。本名:大久保純員、1938年生まれ。長崎県出身。1964年「あきれたトリオ」に加入し、翌年二葉と共に玉川カルテットに移籍して、天才バカボン、忍者ハットリくん似の愛敬ある風貌で人気者に。「松浦たけお」と名乗っていた時期もある。ギター演歌の節は一級品だったが、病魔に倒れ2005年頃に引退。身長150cm。