

2025年4月22日に撮影された弘前枝垂れと天守閣を中心とした画像を集めました。当日が内濠も外濠も全て満開だったようですが、こちらがシゴト中なので撮影できなかったです。昨年も一昨年も4月22日なら散り始めか五分散りくらいなので2025年は開花と同時に帰省したのですが、奥羽本線まで数日運休するほど豪雪だった気候の影響を見逃してしまいました。
豪雪の影響が無ければ、満開近いソメイヨシノが見られたハズです。まぁ普段は早咲きで帰省するたびに散っていた梅と十月桜を撮影できただけでも収穫だったのでしょうか?
右側の一番下の画像は、2025年4月22日に撮影された東内門 最長寿の桜が満開になったところです。これは明治15年に旧弘前藩士・菊池楯衛(きくちたてえ)が、廃藩置県以後荒廃する城内を憂いて植樹したソメイヨシノです。
ソメイヨシノは病害虫に弱く寿命は60~80年ですが、弘前公園内には樹齢100年を超えるソメイヨシノが300本以上残っており、これほど多くの長寿のソメイヨシノが1箇所に生育するところは他に類を見ません。こちらはリンゴ栽培を参考に確立した桜の管理「弘前方式」により、樹勢は維持されています。「弘前方式」では毎年冬に若い活力のある枝を伸ばすために弱っている枝を切る剪定と施肥、適期の薬剤散布をします。