パッタラー(ビルマ語: ပတ္တလား patta.la:)はビルマの木琴でイウェット(ရွက်)又はアサン(အဆံ)と呼ばれる24枚の竹板がボートの形をした共鳴室に吊り下げられています。パッド入りのマレット2本で演奏します。現代で古典的なビルマの民族楽器はパッタラーまたはサウン・ガウのいずれか伴います。どちらも和声の対旋律を演奏することができます。パッタラーはビルマのアンサンブルオーケストラであるサインワインの重要な楽器です。
竹のスラットは巨大な竹の木から作られており耐久性があり安定した音を発します。スラットは真鍮や鉄で作られることもあります。
木槌はチーク、パダウ、ブラックカッチ、インダイク、ピンカドなどの広葉樹から作られています。レゾナンスボックスはチーク材で作られ象眼細工のガラスか金箔で装飾されています。
古代から宮廷のために演奏される楽器としてパッタラーが言及されました。植民地時代以前のビルマでパッタラーは王室の宮廷音楽で使用されました。1800年代後半にピアノが初めてビルマの宮廷に紹介されたとき、ピアノはパッタラーの音階に合わせて調律されていました。パッタラーの演奏では右画像のスィーワーで拍子を合わせています。