ビルマの竪琴 サウン・ガウ | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

第19回まるごとビルマ体験パック ④マニター(竪琴演奏家)

ビルマの竪琴 サウンガウサウン・ガウはビルマ(ミャンマー)で用いられる民族楽器。単にサウン(saung)とも呼ばれる。現地語で「曲がった琴」を意味しておりボートのような湾曲した形状に特徴がある。

古代インドの影響を受けた楽器とされる。既に古代の仏教に関するレリーフに描かれており、その後も歴代王朝の宮廷音楽などで用いられた。絹糸で作られた16本の弦を右手で弾き、左手で音階の調整を行う。日本では竹山道雄の小説『ビルマの竪琴』に登場した。

竪琴の構造は、歴史の中で変化した。特に弦の数は、昔は今よりも少なかった。19世紀以前は、7弦の琴が用いられていた。19世紀に、竪琴の弦の数を7弦から13弦に増やしたのが、ミャワディ・ミン・ジ・ウー・サである。

19世紀末から始まったイギリス植民地時代に現れたデイワエインダ・マウン・マウン.ジーは、竪琴の弦の数を13弦から14弦に増やした。さらにその後20世紀になると、著名な竪琴奏者であるウー・バ・タンが、弦の数を16弦に増やした。

第18回まるごとビルマ体験パック出演者 ③マニター(竪琴演奏家)