青森市役所ねぶた実行委員会 ねぶた師 福士裕朗




題 名:~主従の絆~ 牛若丸と弁慶
ねぶた師:福士 裕朗
2023年に青森ねぶた祭で新人ねぶた師の福士裕朗さんが初陣を飾ります。これまで五所川原立佞武多の制作者として活躍してきました。作品発表の場を青森へ移し、さらなる飛躍を遂げようとしています。
2023年に五所川原市の福士裕朗さんが大きな転機を迎えました。これまで大型立佞武多を3台手がけて更なる活躍も期待されましたが、その日々も新型コロナの流行で崩れていきます。祭は一時中止となり、制作体制も見直しが議論されます。これを受けて福士さんは大型立佞武多の制作を断念せざるを得なくなりました。
その中で舞い込んだのが青森ねぶたの制作依頼でした。福士さんを高く評価していた青森市役所ねぶた実行委員会が声をかけました。
福士 裕朗さんは「立佞武多と違って青森ねぶたは横幅があるので、見る人の視点も違うことを意識して山車を作りたい。暗い世の中を明るくするような色合いで表現したい」と話します。
題材は牛若丸と弁慶で、京都の五条大橋で出会う2人の姿が表現されるということです。


