2023年 さかえ立佞武多 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

2023年 さかえ立佞武多

さかえ立佞武多・絵師 小山内 圭宵

五所川原市長賞・第1位

2023年 さかえ立佞武多2023年 さかえ立佞武多 鏡絵2023年8月5日に五所川原市の焼肉牛亭前で撮影したさかえ立佞武多。絵師は小山内 圭宵さん。鏡絵は大国主命と因幡の白兎。見送り絵は不明。五所川原市長賞【第1位】を受賞。

以前は3人の制作者が交代で大型立佞武多の新作を手掛けていたが、現在の制作者は1人。組み上げまで全体像がつかみにくい巨体、安全性を重視した緻密な設計を含め、関係者は「人材は一朝一夕に育たない」と口をそろえる。

現在唯一の制作者である鶴谷昭法さんは「25年はこの先へ向かう通過点」と冷静に指摘。「立佞武多が続いていくためにも、今は自分のできることをしっかりやるのみ」と語る。

囃子方や引き手不足も課題。某運行団体関係者は「町内会のコミュニティーは機能していても弘前のように祭りと連動できていない」と話す。「祭り好きの子どもから大人となり、自分の子どもに参加させるサイクルを地域で構築しなければ、祭りの裾野は細る」と懸念する。

囃子方の育成に向けては25年の節目を契機に、五所川原青年会議所などが今年、子どもたちに練習の場を設けて運行に参加してもらう「親子de立佞武多」を実施。会議所担当理事の松谷朋典さんは「まずは祭りの一体感を味わい、今後も参加してもらえるような息の長い取り組みになれば」と期待を寄せた。

2023年 さかえ立佞武多
2023年 さかえ立佞武多

2023年 さかえ立佞武多 大国主命
2023年 さかえ立佞武多 大国主命

2023年 さかえ立佞武多 見送り絵
2023年 さかえ立佞武多 見送り絵