


東奥義塾と書かれたモノは町印と言って団体名が書かれます。カラー写真にも東奥義塾の校章が描かれた町印がありますが、ねぷたの題名が書かれています。これを併せると東奥義塾と書かれた文字の裏にあたります。よって町印裏と解りました。担ぎ手が全員背中を見せていることから町印の背後で撮影した写真と解ります。
東奥義塾100周年ねぷたの鏡絵は、水滸伝 花和尚勇戦の図です。見送り絵は白黒ですが、弊サイトで保管してある写真より津軽信枚公 受洗の図と解りました。
この見送り絵は東奥義塾110周年で運行された題材で、40年も記念ねぷたの運行が途絶えていました。ちなみに花和尚勇戦の図を描いた絵師は故・長谷川達温さんで信枚公受洗の図を描いた絵師は三浦呑龍さんです。カラー写真の撮影は亡くなった叔父が撮影しました。



