自然金は、鉱物の一種。熱水鉱床の石英脈・硫化鉱物の鉱脈中にごく稀に産出するほか、そのような岩体の風化・浸食に伴って、河川や湖沼・砂浜に漂砂鉱床を成すことがある。化学組成は Au (金) だが、自然銀 (Ag) と固溶体を形成するために銀を含むことが多い。結晶系は等軸晶系。色は黄鉄鉱や黄銅鉱に似ているが、条痕や硬度が異なる。非常に展性・延性に富む。地殻中の金の含有率は5ppb程度（1トンの岩石中に5mg入っている濃度）である。
金塊といえば大昔から価値あるものとして人々を魅了して、今も安定した資産運用の代表的な一つになっています。その金は鉱石に含まれていますが、実は普通は巨大な金鉱石からでも数グラムほどしか採れません。
そんな中、純金と同じくらいに純度の高い金の塊が発見されることがあり、それをナゲット（自然金）と採掘者は呼びました。そしてその金塊を探し当てれば一攫千金とばかりに採掘者が金脈を狙って渡り歩くゴールドラッシュ時代が訪れます。
ビバラクより記事を一部抜粋