



撮影場所は本丸から北に離れた北の郭です。ここにはソメイヨシノの開花を桜守が見極める標準木があります。他には八重紅枝垂れと一本だけ寒緋桜が植えられていました。
この寒緋桜はソメイヨシノが開花する頃に散ってしまいます。ところが桜よりも梅が先に咲く弘前では開花時期が遅くなります。
花は釣り鐘状で紅色~緋色で美しく、公園樹・街路樹などとして広く植栽されています。
日本一早咲きの桜として知られる琉球寒緋桜は亜熱帯の地域でよく見られる桜で、沖縄本島北部の本部町にある八重岳の山頂から山腹にかけて約7000本が咲き誇ります。
