

かつてはカメラ部門がニコン、キヤノンに次ぐ事業規模を有していた。また、音楽録音用のリニアPCMレコーダーを含むICレコーダーはマイクロカセットレコーダー時代からのブランド力や認知度があり、日本国外で70%以上・国内でも50%近い高いシェアを占めていた。
しかし、カメラ部門は営業赤字が常態化していたため、2020年をもって撤退。医療事業に経営資源を集中している。
オリンパスの社名は、ギリシャ神話で神々が住む山とされるオリンポス山にちなむ。これは創業時の社名である「高千穂製作所」の由来である高千穂峰が、日本神話において神々が集う山とされているためで、顕微鏡などのブランドネームに使用したことに由来する。
オリンパスの前身である「高千穂製作所」の創業者は山下長。著名な技術者に「オリンパス ペン(Olympus Pen)」「OM-1」の開発で知られる米谷美久がいる(退職時の役職は常務)。
