翔んで埼玉の愛郷心 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

漫画『翔んで埼玉』
漫画『翔んで埼玉』

漫画 翔んで埼玉県民
漫画 翔んで埼玉県民

映画「翔んで埼玉」 映画「翔んで埼玉」 漫画「翔んで埼玉」単行本の表紙 大都会・東京都に隣接するあまり、「ダサイタマ」「海なし県」などと長年ディスられてきた埼玉県。近年は映画「翔んで埼玉」の大ヒットを始め何かと注目され、愛郷心が高まる。

世界を見渡せば両都県のような関係は各国にあり、こうした愛郷心こそが国に多様性をもたらし魅力を増すカギとなる。

人口約730万人の埼玉県。南側が東京都と接し、JRや私鉄などが上野や池袋、新宿、渋谷といった都心と結ぶ。通勤や通学で都内に通う県民も多く、愛郷心が弱いとされてきた。

近年、県出身で埼玉大学卒の梶田隆章さん(61)がノーベル物理学賞を受賞。同じく県出身で「日本資本主義の父」と称される実業家の渋沢栄一(1840~1931)が新しい1万円札の肖像画になることが決まり、県をネタにしたコメディー映画「翔んで埼玉」が興行収入37億円を超える大ヒットとなるなど勢いづいている。

「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」。映画「翔んで埼玉」は埼玉を徹底的にディスる漫画が原作。監督でフジテレビゼネラルディレクターの武内英樹さん(53)は、3月に日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した。

企画段階で埼玉の地元関係者に企画書や台本を説明したところ、「全然大丈夫。みんなもっといじられているから」「まだまだディスり足りない」と逆に背中を押された。作品中で東京都民は埼玉県民を虐げる存在として描かれるが、都庁前でロケもできた。

「漫画の原作が出た40年ほど前だったら考えられなかった」ような、地域格差をネタにした作品の大ヒットに、「日本もある意味だいぶ成熟してきたのかな。笑って許せる風土ができてきた」と考える。

朝日新聞GLOBE+ より写真と記事を一部引用

漫画『翔んで埼玉』のヤバすぎる名言
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