

1963年にはテトラパック社がテトラ・ブリック容器を開発。1968年には内部にアルミ箔を貼ったテトラ・ブリック・アセプティック容器が開発され、保存料を使わずに常温での長期保存に耐える無菌充填包装が可能となった。ロール給紙からの充填が可能である。
「ブリックパック」は日本においては明治乳業の登録商標(日本第2692744号)であるため、同社の製品以外には許可なく使用できない。
厚手の紙にポリエチレンフィルムでラミネートすることで防水性を持たせた耐水紙を折り曲げて直方体とし、重なる部分を接着して箱型の容器としたものである。基本的に一枚の紙で構成されており、接着部分を剥がして折線を元に戻せば立方体の展開図としての一枚の長方形となる。この構造ゆえ、軽量・低コスト・省資源にもかかわらずある程度の耐久性のある容器とすることができ、使用後は開いて畳むことで容積を減らすことができる。