Sloe Gin | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

How to make Sloe Gin | Lottie Muir

スローベリーSipsmith_Sloe_GinHand Made Sloe Ginスロー・ジン(Sloe Gin)とは、リキュールの1種。蒸留酒にスモモの仲間であるスローベリーを浸漬することで作られている。イギリスで発祥したと言われており、その原型は酒とスローベリーを使って家庭で作られた混成酒だった。

スロー・ジンのスローとは、原料の1つとして使用されているヨーロッパ産のスピノサスモモに実る果実(スローベリー)のことを指すスロー(Sloe)であって、遅いという意味のスロー(Slow)ではない。

元々はイギリスの家庭で作られていた果実酒だった。それはジンにスローベリーを浸漬させて作られた。この時に使用されたジンが、どのようなタイプのジンであったかはハッキリとしないものの、ここからスロー・ジンという名称で呼ばれるようになった。

イギリスでは家庭の庭でスローベリーを栽培してジャムなどにも利用するなど、スローベリーは家庭でも手に入りやすい。この家庭で作られてきた混成酒を商業的に生産するようになって、広く流通するリキュールの1つとなった。

商業的に作られているスロー・ジンは、ドライ・ジンのようなジンをベースとしては作られておらず、穀物を原料として生産した蒸留酒をベースとしている。この蒸留酒は中性スピリッツではなく、蒸留の操作によってアルコール度数を95%以上にしていない。

これに破砕したスローベリーを浸漬することによって、スローベリーの香味を抽出する。この時、スローベリーの破砕の仕方が作り手によって異なっており、果肉のみを破砕して使用するケースと、種子もろとも破砕してしまって果肉と種子の両方を使用するケースがある。

またスローベリーだけを浸漬するのではなく、さらにストロベリー(イチゴ)やチェリー(サクランボ)なども一緒に加えたりする。

約2ヶ月ほどスローベリーを浸漬した後、濾過を行って果実類を取り除き、そこに砂糖(液糖などの甘味料)を加えて甘味を付け、加水してアルコール度数を調節して瓶詰めされる。

場合によってはアーモンド・エッセンスなどを添加するといったように浸漬法だけではなく、エッセンス法を併用して生産されるケースもある。

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