


その後、国鉄では1977年1月6日に新たなキャンペーン「一枚のキップから」を開始しましたが、これが不調であったため、心機一転を図って1978年11月4日から開始されたキャンペーンが「いい日旅立ち」です。
「いい日旅立ち」は、楽曲のプロデューサーを務めた酒井政利が考案したもので、スポンサーだった日本旅行(国鉄の指定券発券システム「マルス」を使用)と日立製作所(「マルス」や国鉄の鉄道車両を製造)にちなみます。
「いい日旅立ち」はその流れで行われたキャンペーンのひとつで、山口百恵さんが歌う同名のキャンペーンソングが大ヒットしたこともあり、1984(昭和59)年1月末までおよそ5年もの長期にわたって、この「いい日旅立ち」キャンペーンは続けられました。

