





訪問 2014年4月28日 廃止 2014年5月11日
函館-五稜郭-七重浜-久根別-清川口-上磯-茂辺地-渡島当別-釜谷-泉沢-札苅-木古内-渡島鶴岡-吉堀-神明-湯ノ岱-宮越-桂岡-中須田-上ノ国-江差
上ノ国駅 昭和11年11月10日開業
上ノ国:片面ホーム1面1線をもつ列車の交換ができない地上駅である。元々は相対式2面2線であり、旧上り線ホームが今でも残っている。駅舎は商工会を併設した大きなもの。
国鉄末期までは駅員が配置されていたものの、その後簡易委託駅となり現在は無人駅である。江差駅管理。松前線、瀬棚線が廃止になってから北海道最西端の駅となる。
北海道渡島地方は鎌倉時代以降蝦夷地は安東氏の管轄とされたが、本格的に蝦夷地の支配に乗り出したのは15世紀初頭、渡島半島各地に砦を築いて以降のことである。この砦は「館」(たて)と呼ばれ、この時期築かれた12余りの館は「十二館」と総称されている。
このとき函館の周辺は「下之国」、上ノ国や江差の周辺は「上之国」と称された。これが町名の由来である。このころの上ノ国は松前や箱館とともに蝦夷地を代表する港であり、十二館の一つとして作られた花沢館は「上之国」地域の中心拠点として機能した。
